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風邪から身を守れ! [お話]

 こんばんは、トリです。
 なんだか頭が痛くなりそうな気配がします・・・
 痛くはないんですけど、グラつくというか・・・なんとも説明しがたい状態です。
 急に寒くなってきているので皆さんも気をつけてくださいねー。





 さて、今日は季節の変わり目に子供に話をしていた内容をご紹介です。
 たいしたことは言ってないんですが、
 子供自身が身を守りたくなるように・・・と意識して話をしました。

 今日ご紹介する話し方だと小学生くらいまでがオススメです。



 「地球上にはね、微生物っていう目には見えない生き物がたくさんいるんだけど、
 その中には人間の体の中に入ってきて風邪を引き起こす悪い微生物がいるんだ。」
 けどね、風邪を引き起こす微生物が入ってきたときに、
 身体の中で悪い微生物と戦って、退治してくれる微生物もいるんだよ。」

 「風邪を倒してくれる微生物は、みんながたくさんご飯を食べたり、
 よく寝ると、身体と一緒に元気になるんだ。
 身体を暖かくしてると力を発揮してよく敵を倒してくれるよ!」


 
 こうやって書くと本当に大したこと言ってないですね・・・
 
 「不眠」「空腹」「寒さ」この3つにひっかかると風邪をひくそうです。
 これは医学的にも証明されており、
 どれにひっかかっても免疫力を低下させるきっかけになります。
 
 子供達にも気をつけさせたいですし、
 我々も気をつけなければいけないですね。

 私も今日は早く食べて、たくさん寝ようと思いますー。


 
 それでは今日は短いですがこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!



 
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他人を許せる人になろう [お話]


 こんばんは、トリです。
 いつも読んでいただいたり、niceやコメントありがとうございます。

 受験する資格試験まであとわずかとなって参りました・・・
 仕事しながら勉強するのってなかなか大変ですね。

 1ヶ月程度ですがまた少し更新頻度が下がるかと思います。
 偉そうに子供に勉強を教えていて、
 自分が試験に落ちるようでは本末転倒なので・・・
 ご理解の程よろしくお願いします。

 



 さて、今日は「他人を許せる人になろう」というお話です。
 
 授業前に倫理・言語の教育を目的にして
 子供達に話した内容ですね。

 話はずれますが安保法案が強行採決されましたね・・・
 こういう出来事に対しては私も許したくないです。
 なので今日のタイトルについては、些細なことについてだと思ってくださいね。

 

 「今日は先生が感銘を受けた言葉について話すね。
 日本では人に迷惑をかけないようにしなさい、とよく教えられるけど
 この間先生が聞いた言葉はちょっと違ったんだ。」

 「あなたは人に迷惑をかけて生きているのだから、
 他人からの迷惑を許してあげられる人でありなさい。」

 「もちろん、身体的や精神的に傷つけたり、傷つけられたりすることを
 許しなさい、と言っているわけではないよ。
 時には相手に指摘をしてあげることで良い方向に行くこともある。
 けれど今まで経験してきたことの中で、
 後から振り返ってみて、あんなに怒る必要あったかな・・・と思うこともあるよね。
 それくらいの事であったら、許して仲良く過ごして生きたいよね。」

 「なるべくなら迷惑はかけず、自分の事は自分でやる姿勢は持ちつつも、
 ささいな事は許してあげる寛容な心を持てたらいいね。」



 普段子供に話をする時は、思考をさせるよう促したり、
 対話をしてコミュニケーションを取ることを主体にしているのですが、
 たまにこういった、聞かせるだけのお話をすることもありました。

 この時に話した「人の迷惑を許す」という教え方はインドの考え方だそうです。
 私は始めてこの考え方を聞いたとき、
 自分の行動を振り返り、人に優しくしようと思えました。

 お話の中にある通り、日本では「人に迷惑をかけない」という考え方が主流です。
 これに対しては私も納得していますし、
 必要以上に迷惑をかけるべきではない、と思うのですが・・・

 ただ、日本で言い争っている人々を見ていると
 あまりにも自分を振り返らず、人を批判することが多いようにも感じます。
 相手の事を配慮せず、
 「自分に都合が悪い、体裁が悪い」という自己中心さがあるようにも見えます。
 
 他人を攻撃することは、攻撃する人間も不幸にするので・・・
 日本らしく「人に迷惑をかけない」ことも
 「他人の迷惑を許す」寛容さも、両方持ち合わせていけたら
 子供が幸せになるのではないかと思って話をしました。

 子供がいつか困ったときに、誰かに助けてもらえるように・・・
 そんな気持ちをこめて伝えたお話でした。



 今日はこのへんにしておきます。
 それではみなさんおやすみなさい!



 
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お化けはなぜ出てくるのか・・・! [お話]


 こんばんは、トリです。
 昨日インターネットがいきなり繋がらなくなり焦りました。
 特別何かがあったわけではないと思うんですが・・・たまに起こるんですよね。
 ルータを再起動したら治ったんですが、何が原因なんでしょう?
 どなたかわかる方いたら教えてください。





 さて、私の住む地方では一週間雨続きということで・・・
 本格的に梅雨らしい天気となってまいりました。
 農作物や飲み水のために必要な雨の恵みとはいえど、
 通勤が大変ですね・・・!

 今日はこの時期に中学生くらいまでの子供たちにしてきたお話をご紹介です。
 当時は普通に話をしていましたが、
 今は流行りものがあるので・・・今だったらこんな風に話します、といった感じで
 書いていきますね。
 みなさんは、お化けがなんで出るのかとか考えたことがありますか?



 「みんなはどんなお化けを知ってる?」

 「最近の小学生は妖怪ウォッチとかのおかげで妖怪には詳しいと思うんだけど、
 昔からいる妖怪ではどんなのが有名かな」

 「ろくろ首とか、一つ目小僧とか、からかさお化けをイメージして欲しいんだけど、
 あれらの妖怪たちは傘だったり、薄着の着物だったり、下駄だったりするよね。
 どの季節に出てくるんだと思う?」

 「そう、夏とか今の梅雨の時期なんだね。
 昔から日本では妖怪は夏とか夏前に出てくることが多いんだけど、なんでだろう」

 「梅雨の時期には蒸し暑くて、天候による気持ち悪さ、不快度指数っていうのが
 高くなりやすいんだけど、その不快度指数が影響しているらしいんだ。
 春とか秋はぐっすり眠れるけれど、
 今みたいな蒸し暑くなる時期は寝苦しくて寝不足になったり、体調も崩しやすい。
 気持ち悪くてボーっとしている時には不安なことや嫌なことも考えやすいから、
 普通に見えるものも不気味に見えたりして、お化けが生まれていったんじゃないかと
 言われているんだ。
 もちろん、本当にいるのかもしれないけどね」

 

 この話は知り合いから聞いたものなんですが・・・
 すごい理にかなってるなと思ったんですよね。
 実際に日本の妖怪を調べてみると薄着のものが多く、
 冬の妖怪で有名なところと言えば雪女くらいです。

 本当に妖怪やお化けというのがいるのかどうかは
 私にはわかりませんが・・・

 古くから語りづがれてきたものが、
 今のような季節が影響していた、って考えてみると面白いですよね。



 ただ話をするだけでなく、
 季節の情報や昔の人の気持ちも合わせて考えることで、
 楽しく考えてもらえるお話ですので、
 ぜひみなさんも子供に話してみてはどうでしょうか!



 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!



 
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星と太陽(子供と話をしよう:全学年向け) [お話]

 こんばんは、トリです。
 今日は祖父の法事がありました。
 
 わりと幼い頃に他界してしまったのであんまり記憶にはないんですが・・・
 ただこういう機会があると、思い出すきっかけになりますよね。
 ○回忌などの法事がどういった経緯で行われるようになったのかは知りませんが、
 昔の人も亡き人を思い出そうとして行っていたのなら
 ちょっと素敵だな、と思います。





 さて、今日は子供向けの話として、理科から「星と太陽」についてです。
 
 前置きとなりますが、
 理科社会は教え方よりも、とにかく興味や関心が持たせられるかが
 勝負だと考えています。
 子供が日ごろ不思議に思っていることが解決したり、
 意識していなかった所に気づいてもらえたら何よりです!

 それでは、授業前にお話してきた内容にいってみましょう!



 「みんなは山を探検していて、道に迷ったらどうやって帰る?
 ちなみにコンパスは持っていない、携帯の電波は届いてないものとします」

 「実はね、道に迷った時太陽や星を見て方角や時間を知ることができるんだ。
 太陽が出てきた方角、沈んでいく方角はどっちだろうね?
 ちなみに太陽が出ていないときも、植物の生え方で太陽が当たりやすいかどうかを
 調べることができるんだよ。」

 「星からも自分がどの方角にいるかがわかるよ。
 太陽と同じように、時間が経つと星も進んでいくけど、
 北極星っていう北の空に見える星はほとんど動かないから、目安にすることができる」

 「実はこれは昔の人の知恵でね、
 今よりもっと自然が多かった頃、遠くへ出かけて迷った時なんかは
 こうやって自分の命を守っていたんだよ。
 季節ごとに現れる星座を見つけて種まきをしたり、
 専用の道具と合わせて、海の上でどこにいるかをわかるようにしていたんだ。
 知識をつけることはね、自分の命を守ることでもあったんだよ。」

 

 ということで、今日は天体に関するお話ですね。
 学校で習うのは中学の終わりごろですが、
 ボーイスカウトなどに参加している子供は知っていたりもします。

 今って本当に便利な時代ですよね。
 電波さえあればスマホで迷った時に助けを呼べたり、方向や行く道がわかったり・・・
 便利な道具によって、知識がなくても事が片付くことがほとんどです。
 自分もそうですが、人間そのものの力って相当低下しているんだろうなぁ・・・と思います。

 理科や社会の知識はテストに出るから、というのもありますが、
 身に着ければ身に着けるだけ、その人間を強くするものだと思います。
 便利で安全な時代ではありますが、
 いつ災害が起きて便利な道具が使えなくなるかは誰にもわかりません。
 そんな時のために、
 少しでも自分を生かす知識を子供にも身につけてもらいたい、
 と思いながら話をしました。



 ちなみに補足説明ですが、
 年輪の幅が広い方が太陽が当たっている方向で、
 周囲にコケが多い場所では山の北側の可能性があったりします。
 コケの話はあくまで太陽が南側を通る北半球のみですが。

 また、春の夜空に現れるおとめ座の星、スピカがはっきり見えたら
 麦の種まきが行われていたようです。

 こんな知識を自力で発見した昔の人たちって本当にすごいですよね・・・。
 私たちの生活はこういった努力の上に成り立っているんだということを
 忘れないようにしたいです。



 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!



 
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傘はいつからあった?(子供と話をしよう:全学年向け) [お話]

 
 こんばんは、カラオケに行きたいトリです。
 最近あんまり行ってないんですよね・・・

 普段から歌うことはわりと好きなので、
 お風呂や部屋で歌ってたりはするんですが・・・
 きちんと発声しないと衰えてしまうんですよね。
 歌うことも声帯周りの筋肉を使うので、継続が大事なようです。
 
 子供に笑ってもらえる特技なのできちんと維持しなければ!
 と思ってます。
 




 もう数日たちましたが梅雨入り!ということで、
 この時期に子供たちへ話してきたことをご紹介しますね。

 内容はタイトル通りとなりますが、
 「傘はいつからあった?」ということです。
 実は傘って案外歴史が浅かったりするんですよ。

 それではいってみましょう。
 例のごとく「子供と話をしよう」のコーナーでは
 対話を挟んでいるものと思ってください!



 「君たちが今持っている傘はいつからあったと思う?」

 「今よく売っている傘は洋傘っていうんだけどね、
 洋傘が日本に来たのは江戸時代末期の頃なんだ。
 それが庶民に普及するようになったのは明治になって少しした1890年ごろ。
 ということは、120年くらいしか経っていないことになるね。
 日本は元々雨が多い国だから、それまではどうしていたんだろう」

 「中学生でもう修学旅行に行った人はお土産屋さんで
 傘が売っているのを見たかと思うんだけど、
 日本にも元々、紙と木でできた和傘っていうものがあったんだ。
 紙でどうやって雨をしのいだんだろうね」

 「実は紙に油を塗って、油紙にすることで雨を弾くようにしていたんだ。
 始めの頃は傘は閉じれるようにできていなくて、
 開いたり閉じたりできるようになったのは室町時代の1200年代ごろ。
 それまでは帽子みたいに被る菅笠や、蓑(みの)って言われる
 藁のマントでハリネズミみたいに雨をしのいでいたんだって」

 「傘にも歴史ありだね。
 だから何だ、って話でもあるんだけど、
 どんな生活をしていたかっていうのがわかるだけでも
 当時の人に対して親近感が持てるかもね。
 ちなみにとある国では最近まで傘は女性のもので、
 男が使うと「変態よ!」って言われてた国もあるんだそうな」



 というわけで今日は傘に関する雑学の紹介でございました。
 
 蓑や菅笠が生まれる前はどうしていたんだろう、と気になったりしますが、
 実は私はあんまり詳しくありません。
 となりの○トロのように大きな葉っぱとかも利用していたんですかねぇ?
 そんなことを子供と一緒に考えてみることもまた面白いかもしれませんね。

 また、自分で傘を作るとしたら・・・なんてことを一緒に考えてみても、
 今持っている物を作ることがどれだけ大変かということがわかり、
 少し物も大事にしてくれるかもしれませんね!

 

 というわけで今日はこの辺で。
 みなさんおやすみなさい!



 
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かっこいい先輩になろう [お話]

 こんばんは、トリです。
 最近子供の中でゴリラごっこがマイブームなようです。
 ゴリラの真似をして追いかけると喜んで逃げていきます。が、
 腰が痛くなるのでゴリラはよく休憩しています。





 さて、今日は「子供と話をしよう」のコーナーから
 「かっこいい先輩になろう」というお話です。
 
 毎年新学年が始まって、少し経った頃に話をしていました。
 全学年に話をしてきたお話ではありますが、
 先輩がいるか、後輩がいるかによって
 多少話し方は変えていますので、悪しからずで。
 
 今日は先輩も後輩もいる小学校4~5年生、中学2年生に照準を合わせます。
 子供とお話をしようのコーナーでは、
 基本的に子供とのやりとりがあると思ってください。


 
 「ちょっと聞いてみたいんだけど、みんなはどんな先輩が好き?
 逆にどんな先輩が嫌い?」

 たぶんここは本当に忌憚のない意見が出てくると思います。

 「みんなが過ごしてきた中でもう十分にわかっていると思うけど、
 本当に色んな先輩がいるよね。
 この人カッコいいな、素敵だなと思う先輩がいれば、
 逆に超ウザいなって思う先輩もいると思う。」

 「さて、来年のみんなは、どんな先輩になっているだろうね?
 そして、後輩からはどんな風に思われているだろう。」

 「人間は、悪い人がいれば良い人がいるように、
 みんなもどちらにも転がることができる。
 みんなにはたくさんの後輩から慕われるような
 カッコいい、素敵だと思える先輩になって欲しいと思います。」



 こういった話をする時に、
 私は具体例を思い浮かべやすい話題をよく使うようにしています。

 ただ好きな人、嫌いな人、と聞かれると子供は答えにくかったりするものですが、
 「あの先輩、この先輩」といったように思い浮かべやすい対象からだと、
 「ここが好き、嫌い」といった内容が考えやすいからです。

 

 子供の頭の中は、幼ければ幼いほど思考が漠然としています。
 そして、きっかけがなければ意識することもない事柄もあります。

 こういったお話をしていくことは、
 子供の中に漠然と、ぼんやり考えられていることを
 固めさせる作業でもあると思っています。

 きっかけを与え、意識をさせ、自分がこうなりたいと思うイメージを固めさせることは、
 子供の成長に少しずつ影響していきますので、
 何かしらのきっかけがある時にでも、話してあげてはどうでしょうか。

 子供自身が自分のイメージに近づいたとき、
 「カッコいいぞ」と、
 「立派になったね」と褒めてあげることで、
 さらにカッコいい、皆さんが自慢できる子供になってくれると思いますよ。



 それでは今日はこの辺で。
 みなさんおやすみなさい!



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子供と話をしよう。全年齢向け③ [お話]

 こんばんは、トリです。
 昨日は誤操作で書き終えた記事が消えました・・・
 二回も続いたので不貞寝です。

 いつの間にか新しい年度の始まりですね。
 最近ますます体感時間が短くなっているように感じます。
 
 このブログも始まって2ヶ月半が経ちました。
 今日何書こう~、と思いながらも、
 何だかんだで続けれ来れたのはここをご覧の皆さんのおかげです。
 見てくれる人がいるってとても大事なことですよね。
 いつもありがとうございます。





 さて、今日は久々に「子供と話をしよう。全年齢向け」の3つめになります。
 
 初めての方のために軽く説明しておくと、「子供と話をしよう」のシリーズは
 子供の意欲喚起と国語力の育成を目的として、
 塾講師時代に子供達に話してきたことをご紹介するコーナーです。

 こうやって書いてみると恥ずかしいこと言ってるなぁ・・・と思ったり、
 家庭で応用できるかと言えば微妙な内容の時もありますが、
 それでも、現在の子供の様子を聞く限り、
 たくさん話をしてきてよかったなと思っています。

 今日はそれらのお話の中で、節目節目に伝えてきた内容です。



 「君たちは、人生という袋にどんなものを詰めていきたい?」

 「人生は大きな袋のようなものだと思っている。
 先生の袋の中には大事なものが入ってるよ。
 君たちに伝えるための知識、気持ち、信念、
 大切な友達、楽しかった思い出・・・
 もちろん辛かったことも含めて、たくさんのものが入っている。」

 「君たちもこれから色んな場所に行って、冒険して、挑んで、工夫して、
 そして大事なものを見つけて、袋の中に入れていくんだ。」

 「ただし、時間に限りがある以上、入れられる物の量にもある程度限りがある。
 どんな場所に行くかによって、手に入るものもかなり変わってくるから、
 どこへ行くのかは自分でしっかりと見定めること。」

 「1年後や10年後、自分の人生という袋を見たときに、
 自分の袋にたくさんの大切なものが入ってるよって、笑えたらいいね」 
 


 このお話はどの学年の子供たちにも話しています。
 低学年の子達にはもう少し砕いていますが・・・

 子供にとって、勉強することはとても大事なことです。
 けれど自分にとって大切なものや目標がなければ、
 勉強をする意欲も半減する子がほとんどです。
 
 大事なものがなく、学問への好奇心だけで学習できる子は、
 おそらく10%にも満たないのではないでしょうか。

 学校で座学をしっかり学びつつも、大切なものをしっかり手に入れて、
 いつも生き生きと過ごしていてくれたらいいですね。



 それでは今日はこの辺で。

 先日お話したように、今月から資格取得の勉強のために、
 ブログ更新を2、3日に1度になりますが、
 今後ともよろしくお願いします!
 
 皆さんおやすみなさい!



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子供と話をしよう。全年齢向け② [お話]

 こんばんは、トリです。
 今日はとても暖かかったですね。
 寒いと朝布団から出るのが辛いので助かります・・・!
 
 そういえばふと思ったんですけど、
 朝決まった時間に自分できっちり起きられる子って、どれくらいいるんでしょう。
 私が見ている感じとしては10人に1人いればいいくらいなのかな、と思うのですが。
 とりあえず大半の子がなかなか自分では起きてきてくれませんね。
 皆さん毎日お疲れ様です・・・




 さて、今日は子供と話をしよう、全年齢向けの②ですね。
 くだらない話のご紹介です。
 

 
 「大学生のころね、二週間くらい1人でアメリカに言ったことがあるんだ。
 ところがアメリカに行く三日前くらいに38度くらいの熱を出してちゃって、
 チケット取っちゃってたから風邪のまま言ったんだ。
 海外へ行くと入国審査っていうのがあってさ、
 「Why did you go Amerika(なぜアメリカに来たのか)」って早口で聞かれたんだけど、
 その時熱でぼーっとしてて聞き取れなかったんだよね。だから、
 「Slowry pardon?(ゆっくりもう一回)」って聞き返したら、
 すっごいゆっくり馬鹿にしたみたいな顔で「ホワーイ」って同じことを聞かれたんだよ。
 あれは腹が立った。」
 

 「それはさておき、日本では見た事ないような植物や、
 入り口が人間の10倍くらいの高さがある教会とか、
 日本人の口に合わない焼きうどんとか、着色料たっぷりのケーキ、甘くないイチゴ・・・・
 到着が9時間遅れる寝台列車にも乗った。
 日本とは色々違うものに感動したり、驚いたりしたよ。」



 オチのない話です。
 

 ときに、人間は知識を得ることによって、経験の前段階を作る事ができます。
 自分が実際に経験する前に、想像したり、写真を見たり、話を聞いたりする事で、
 興味というものを持つのです。
 
 こういったオチのない話でも、子供に面白い、と思わせたらそれが興味になり、
 興味を持った子供は新しい世界へを知ろうとするでしょう。
 そしてまた、そのために必要なものを手に入れようと努力をする。
 こんな風に興味のある事や目標に向けて知識を得ようとすることが、
 本来の学習だと思うのです。

 
 戻りまして、今日の話をした時には顔芸とかも挟んでしまっているので、
 真似をするのは難しいかもしれませんが・・・・
 ここをご覧の皆さんも、自分が楽しかったと感じたことをたくさん話してあげることで、
 子供が興味を持ち、学習する機会を与えるかもしれません。

 それに、こういった話からアメリカの文化の話にも繋げることができます。
 どこかへ旅行をした、という話は子供に世界の広さを教えるにはうってつけですので、
 ぜひ皆さんがこんなものを見て感動した、という話をしてあげてください。




 さて、今日はこの辺で!
 書いていて若干マンネリ感を覚えてきましたので、
 余談を挟んだらちょっと別のことをシリーズ化して書いてみたいなと思います。
 色々刺激的な話になると思いますので、お楽しみに!
 それではおやすみなさい!



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子供と話をしよう。全年齢向け① [お話]

 こんばんは、トリです!
 身内からインフルエンザが出そうでした。ただの風邪らしいですけど。
 今いろんな所でインフルエンザ流行ってますから皆さんもお気をつけて・・・
 
 とはいえ気をつけた所でかかるものはかかるので、
 トリが風邪を引いたときに食べるものをご紹介。

 味噌煮込みうどん!

 です!
 大根、人参、鶏肉または豚肉、卵、あればゴボウ、油揚げ、豆腐、ネギ、キノコ類等
 合いそうなものはあれば何でも入れます。
 消化の良いうどんと体を温める根菜、あとは生姜なんかを入れても効果的です。
 食べられるだけ食べたら薬を飲んで、とにかく寝るとだいぶ元気になるので、
 風邪を引いた時にはぜひやってみてください。
 

 



 さて、今日は全年齢向けのお話①ということで。
 全年齢と良いながらも「保護者の立場」からすると中高生は話しにくい内容なので、
 ちょっと申し訳ないのですが・・・
 今日の話は年に1回以上、必ず話をしてきたお気に入りの話です。
 ご家庭で話す場合、漢字を覚えだすころから小学校高学年くらいまでが
 大変効果的かと思います。

 

 「君たちの名前の字が持つ意味はなんだろう?」

 「君たちの名前をつけたお父さん、お母さん、保護者の方は違う意味をもって
 その名前をつけたのかもしれない。
 けれど、君たちの名前にはこんな意味もあるんだよ。」



 目の前にいる子供の字をそのまま使わせていただく話なので、
 具体的な話は省いてあります。
 子供の漢字の意味が知りたい方はコメントにどうぞ。

 この話、特にオチがないんです。
 けれど、この話をした時の子供は暖かい表情をしています。

 大体子供というものは、集団に向けて話をする時に
 どこか「自分のことではない」と思いながら聞いています。
 ここをご覧の皆さんも学生時代を振り返ると経験があるのではないでしょうか。
 ちなみに不真面目な私はそうでした。

 この話では、意図的に「自分たちの話をしている」と思わせることができます。
 また、漢字や文字の意味に関する興味を持たせ、
 話す立場の者が子供を見ている、と思わせる事ができるのが最大の利点です。




 少し話が変わりますが、子供が自ら主体性を持って向上、学習しようとする意識が
 持てるようになるには、何よりも
 

 自分を大事に思えるか。

 が大事だと私は考えています。
 
 かつて請け負った生徒の一人に、片親でお父様が大変忙しい子がいました。
 そんな環境下ではもちろん勉強ができるはずもなく、
 学力的にはかなり酷い状態でした。
 もちろん勉強も嫌いな子です。
 けれど、こういった話を続けているうちに、
 「勉強はきらいだけど、塾はやめたくないしここで勉強したい。」
 と言うようになってくれました。

 自分のことをどうでもいい、と思っている子はどうしても無気力になりがちです。
 そうではなく、自分を、将来を、大事にしようとすることで、
 初めて人は自分を高めようとするのではないかと思える出来事でした。


 
 お父さん、お母さん、もしくは身近に接しているからこそ、
 照れくさくてなかなか言えないことがありますよね。

 だから、ストレートな方向ではなくこういう話で、
 暗に自分を大事だと思わせてみるのはいかがでしょうか。
 きっと、お子さんが照れくさそうにしながらも、はにかんでくれると思いますよ。



 
 さて、とりあえず子供と話をしよう。シリーズが一巡しました。
 まだまだ二巡、三巡としていきますが、
 その前に次回は閑話休題といこうと思います。

 実はですね、今までの子供への話の中に、話し方の秘密が隠してあるんです。
 次回はその秘密に触れて行きたいと思いますので、よろしくお願いします!
 それでは皆さん、おやすみなさい!



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子供と話をしよう。まずはじめに② [お話]

 こんばんは、トリです!
 今日は雨でしたが・・・うちの犬はそんなことを気にせず草むらへ飛び込んで行きました。
 大人の犬は2歳児程度の知能らしいので・・・まぁ泥だらけとか気にしてはくれません。

 

 さて、今日は「子供と話をしよう。まずはじめに②」です。

 前回の記事「子供と話をしよう。まずはじめに①」で話をした内容の
 ネタバラシをしようと思います。
 
 実はあの会話内容には
 「勉強の敷居を下げる」
 「自分のために行うものだということを暗に伝える」
 「伝えられた子供に選択と決定の余地を与える」
 「自分が大事にされている感を出す」
 という含みや心理効果を狙っています。
 

 基本的に自分の意思で勉強ができるようになるまでの子供は、まず間違いなく
 勉強が好きではありません。
 たくさんの子供を見てきましたが、勉強が好きな子は2~3%といったところだと思います。
 ここをお読みの皆様も勉強が好きだった、と答えられる人はかなり稀なのではないでしょうか。
 ちなみに私は必要があれば勉強はしますが・・・・今でも嫌いです!

 そんな私たちや子供たちの中には、
 自分が興味のないことも学ばされる「勉強」という言葉に苦手反応を覚えがちなのです。
 だから生活していくことがすべて勉強の場なのだと伝え、
 そして会話の中で、生活を通して会話の中で学びを与えていくことで、
 「勉強が嫌なものだ」という敷居を下げてみてはどうでしょうか。
 すぐに勉強するようになる話ではないですが、
 少しずつ意識が変化していく子が出てくると思いますよ。



 それと、こんなことも考えながら話をしていました。
 「すべての物事が勉強だ」
 と伝えられた子供が、どう捉えるかです。

 少なくとも私は、勉強しなさいと言われても、ヤル気は起きませんでした。
 嫌々ながらに怒られないためにやる。といった感じです。
 

 けれど、遊ぶことも勉強だと言われたらどうでしょうか。
 子供が「遊ぶけど、勉強もちょっとはしようかな」と思わせたら1つの成長で、
 この人は子供の心を理解しようとしてくれている、と思わせたらこっちのものです!

 話をすることで子供と信頼関係を作り、
 子供が話を聞く状況を作り上げることで、
 さらに多くの話ができるようになったら、素敵ですね!
 そうやっていくことで、子供が伸びる土台ができるのではないかと思います。



 お父さん、お母さん、保護者のみなさん。
 毎日の子供の姿を見ていると、呆れたり、盛大にため息をつきたくなる時、ありますよね。
 時には本当にイラっとすること言ってきます。
 相手を傷つける言葉遣いや自分を不幸にする行動はびしっと怒って、

 他の日に頑張りましょう!!

 それでは今回はこのへんで!
 次回は小学校低学年向けのお話に進もうと思います。


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タグ:教育 育児

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