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星と太陽(子供と話をしよう:全学年向け) [お話]

 こんばんは、トリです。
 今日は祖父の法事がありました。
 
 わりと幼い頃に他界してしまったのであんまり記憶にはないんですが・・・
 ただこういう機会があると、思い出すきっかけになりますよね。
 ○回忌などの法事がどういった経緯で行われるようになったのかは知りませんが、
 昔の人も亡き人を思い出そうとして行っていたのなら
 ちょっと素敵だな、と思います。





 さて、今日は子供向けの話として、理科から「星と太陽」についてです。
 
 前置きとなりますが、
 理科社会は教え方よりも、とにかく興味や関心が持たせられるかが
 勝負だと考えています。
 子供が日ごろ不思議に思っていることが解決したり、
 意識していなかった所に気づいてもらえたら何よりです!

 それでは、授業前にお話してきた内容にいってみましょう!



 「みんなは山を探検していて、道に迷ったらどうやって帰る?
 ちなみにコンパスは持っていない、携帯の電波は届いてないものとします」

 「実はね、道に迷った時太陽や星を見て方角や時間を知ることができるんだ。
 太陽が出てきた方角、沈んでいく方角はどっちだろうね?
 ちなみに太陽が出ていないときも、植物の生え方で太陽が当たりやすいかどうかを
 調べることができるんだよ。」

 「星からも自分がどの方角にいるかがわかるよ。
 太陽と同じように、時間が経つと星も進んでいくけど、
 北極星っていう北の空に見える星はほとんど動かないから、目安にすることができる」

 「実はこれは昔の人の知恵でね、
 今よりもっと自然が多かった頃、遠くへ出かけて迷った時なんかは
 こうやって自分の命を守っていたんだよ。
 季節ごとに現れる星座を見つけて種まきをしたり、
 専用の道具と合わせて、海の上でどこにいるかをわかるようにしていたんだ。
 知識をつけることはね、自分の命を守ることでもあったんだよ。」

 

 ということで、今日は天体に関するお話ですね。
 学校で習うのは中学の終わりごろですが、
 ボーイスカウトなどに参加している子供は知っていたりもします。

 今って本当に便利な時代ですよね。
 電波さえあればスマホで迷った時に助けを呼べたり、方向や行く道がわかったり・・・
 便利な道具によって、知識がなくても事が片付くことがほとんどです。
 自分もそうですが、人間そのものの力って相当低下しているんだろうなぁ・・・と思います。

 理科や社会の知識はテストに出るから、というのもありますが、
 身に着ければ身に着けるだけ、その人間を強くするものだと思います。
 便利で安全な時代ではありますが、
 いつ災害が起きて便利な道具が使えなくなるかは誰にもわかりません。
 そんな時のために、
 少しでも自分を生かす知識を子供にも身につけてもらいたい、
 と思いながら話をしました。



 ちなみに補足説明ですが、
 年輪の幅が広い方が太陽が当たっている方向で、
 周囲にコケが多い場所では山の北側の可能性があったりします。
 コケの話はあくまで太陽が南側を通る北半球のみですが。

 また、春の夜空に現れるおとめ座の星、スピカがはっきり見えたら
 麦の種まきが行われていたようです。

 こんな知識を自力で発見した昔の人たちって本当にすごいですよね・・・。
 私たちの生活はこういった努力の上に成り立っているんだということを
 忘れないようにしたいです。



 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!



 
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