SSブログ
低学年への話 ブログトップ

火山と地形(子供と話をしよう:低学年向け⑤) [低学年への話]

 
 こんばんは、トリです。
 ちょっと外に出ただけで日焼けをする季節になってきましたね・・・
 30分程度日差しに当たっただけで首の後ろが少し焼けました。

 実は夏よりも梅雨前の方が紫外線が強いとのことです。
 これから運動会の応援等に行かれる方はお気をつけて!





 さて、今日は社会と理科の話をしようかな、と思ったのですが・・・
 このあたりの話は、勉強のコツを掴むというよりは
 いかに興味が持てるかどうかなので、
 子供へ話をしたことを紹介することにしました。

 好きこそ物の上手なれ!です!

 私が子供に話をする時はタイムリーな話題を絡めることが多いので、
 過去の話ですが、今話すなら、といった形で置き換えて書きますね。
 毎度の事ながら、子供と話すときは常に対話を挟みながらです。



 「最近箱根のあたりで火山活動が活発だけど、
 みんなは火山をどう思う?」
 
 「火山は爆発すれば溶岩や灰を撒き散らして、
 しばらく人が住めないような土地を作ったり、地震を起こしたりすることもあるけどね、
 火山が噴火したことで今住んでいる場所ができたんだよ」

 「海の底のさらに下にあるマグマが地表に出てきて、
 それが積もって、冷えて、固まって大地ができるんだ。
 それに、火山があることは必ずしも悪いことばかりじゃない。なんだろう?」

 「そうそう、火山によって温泉ができたり、
 電気を作ってみんなの家を明るくしたり、悪いことばかりでもないんだよ
 ただ噴火は本当に怖いから、元気な火山には近づかないことと、
 もし近くで噴火したら全力で逃げてね!」


 
 というわけで今日は最近よくニュースで取り上げられていた火山についてでした!

 あらためて話してきたことを思い出してみると、
 自然と共生していくような、日本的な考え方ですね。
 こういった話を通じて、火山や地形など、
 社会や理科に興味を持ってもらえたらいいなぁ、と思って話をしました。

 実際に、学校のテストでは火山が起こす自然災害を二つ答えなさい、
 なんていう問題もありましたし、
 地熱発電に関する資料問題や、火山の形、
 溶岩からできる石についても後々学んでいくことになりますしね。
 


 子供にとってニュースというものは基本的には
 「よくわからなくてつまらないもの」ですが、
 わかるように噛み砕いてあげると見る子は案外います。
 
 かつてニュースを見ていた子の中に子供新聞を取っていた子がいました。
 毎週楽しみにしていたので、
 そういうのを積極的に取り組んでみるのも子供の成長になるかもしれませんね!
 案外大人が読んでも昔教わったことを再認識できたり、
 面白いと思ったりもしますよ。


 
 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!



 
にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村
          

 スポンサード リンク
 


   


nice!(57)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

踏切はなぜ黄色と黒か [低学年への話]

 こんばんは、トリです。
 とうとう格安スマホを手にしました!
 端末代と通信費が削減されるので月に5000円くらい浮く計算になるんですが・・・
 引き落としだからちゃんとチェックしとかないと、
 いつもよりお金があるなー、ってつい別のことに使っちゃいそうです。
 気を付けねば!です!




 さて今日は「子供と話をしよう、小学生向け、踏み切りはなぜ黄色と黒か」
 について書いていこうと思います。

 ご存じの方も多いかと思いますが、色には様々な効果があるとされています。
 実は私、高校の頃に色彩コーディネーター検定の資格を取得しておりまして・・・
 少しだけ勉強したことがあるのでこんな話をしてみました。



 「世の中のほとんどのことには理由がある。
 じゃあなんでそこにある踏み切りはあんな色をしているんだろう?」
 
 年齢にもよりけりですが、
 あぶないから!とか言ってくれました。
 
 「踏切の形の理由まではさすがにわからないんだけどね、
 黄色は一番目立つ色で、遠くまで広がる色なんだ。
 そこに引き締める黒をはさむことで、
 電車が通る危ない場所に目立つものを集める役割を持っているんだ」

 「さらに電車が来るときに赤い点滅信号が光るでしょ?
 赤い色は血の色で、見ると危険だと思わせる効果がある。
 踏み切りの色の使い方は全力で人間を危険だと思わせるようにしているんだよ」



 踏み切りが初めてできたのは
 明治時代に新橋~横浜間に鉄道ができたころだと言われています。
 当時の踏切は今のような形はしておらず、色もシンプルなものだったそうです。
 その後、規格が決められ今の踏切に統一されていくわけですが、
 よく考えられているなぁと思います。

 ちなみに色には明るさを表す明度というものがあるのですが、
 黄色は白に次ぐ明度の高さで、黒は一番低いものです。
 明度は差が大きいほど、並べて配置すると目立つ効果があるとされているんですよ。
 芸術ははるか昔から存在していますが、色が学問となったのは最近のはなしです。
 規格が定められた当時、ここまで考えていたのかな?と思うと、
 踏切の色を考えた人を尊敬しちゃいます。



 小さい男の子は電車の話が好きな子が多いですから、
 そういうとこも絡めて話せたら素敵ですね!



 それでは今日はこの辺で!
 皆様おやすみなさい。



 よろしければポチっと押していただけると嬉しいです!
 
にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村
          

 スポンサード リンク
 



   
 

 
nice!(15)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

キリンの首はなぜ長い?(低学年向けのお話③) [低学年への話]


 こんばんは、トリです。
 今日はローストビーフを作ろうと意気揚々と肉屋さんに行ったのですが、
 どこにも牛モモブロックが無くてしょんぼりしました。
 なので作ってません。

 肉のハナマサなら売ってるのに・・・!静岡にも出店してください。





 さて、今日は久々に「子供と話をしよう、低学年向け」の3回目でもやろうと思います。
 

 前回の「動物園へ行こう」でお話したように、
 子供にとっても、実は大人にとっても動物園は学びの機会がたくさんあります。
 そんな中で、今日は子供たちにキリンの話をした時のことをご紹介。
 いつもとはちょっと違うアプローチです。



 「地上から2メートルくらいの高さににりんごが吊るされています。
 周りに他に食べ物はなく、どうやら道具もありません。
 どうしようか考えているうちに時間が経ち、おなかがすいてきました・・・
 みんなだったら、どうしよう?」

 いろんな答えが出てきますね、ジャンプするとか、肩車するとか。
 子供は発想力が豊かなので、空を飛ぶとか、
 ゴムゴムの実を食べて腕を伸ばす!という答えもありました。
 

 「色んな答えが出てきたけど、
 その中で首を伸ばしてりんごを手に入れた動物がいたんだ。
 その動物は何でしょう?」

 ここまで行くとキリン、という答えが出てきますね。

 「おめでとう!
 キリンさんが生きるために時間をかけて身体を変えていくことを
 進化、って言うんだよ。人間も長い時間をかけて脳を増やし、頭を良くしてきたんだ。
 中学生で習うから頭のすみっこにでも入れておいてね。」



 厳密に言えばキリンは短時間で首を伸ばしてりんごを手に入れたのではなく、
 高い所にあるエサを食べることができたキリン同士が交配し、
 何世代もかけて首が伸びていった、というのが正解なのですが・・・
 まぁ低学年向けの話ですので。
 飛びぬけて頭がいい子には教えてみてもいいかもしれませんね。

 キリンの話は知っている子も多くいるかもしれなかったので、
 あえてキリンの名前を出さずに想像力や工夫を働かせるように仕向けてみました。

 


 動物の話は子供が興味を持ちやすく、かつ理科的な知識が多く含まれています。
 関連して他の動物の話もできたりしますし、
 物事の大半には理由がある、という因果関係の存在も潜在的に吸収することができます。
 

 クイズ形式にしたり、とにかく楽しく学べることが子供を成長させるので、
 ぜひお子さんがまだご存知なさそうなら話をしてみてくださいね。

 それでは今日はこのへんで!皆様おやすみなさい!



 よろしければポチっと押していただけると嬉しいです!
 
にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村
          

 スポンサード リンク
 



   

nice!(16)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

子供と話をしよう。低学年向け② [低学年への話]

 
 こんばんは、トリです!
 若造が偉そうな記事を書いているブログにも関わらず、
 多くの方に見ていただいているようで・・・恐縮ですが、とても嬉しいです。
 みなさんどうもありがとうございます。
 これからも一つでも多く皆様とたくさんの共有をできれば、と思います。
 



 さて、今日からまた子供と話をしよう。を一巡しようと思います。
 前回の低学年向けの話は「鼻毛はなぜ生えるか」という、
 すっごいくだらない話でしたので、今日やや真面目気味な内容をご紹介です。
 ぜひ皆さんも雨の日に、子供とやりとりを挟みながら話をしてみてください。

 


 「雨はなぜ降るんだろう」

 「色々な理由があるけどね、雨や水っていうものは人間が生きていくのに
 絶対に必要なものなんだ。
 雨を面倒だと思うときもあるかもしれないけど、
 そうやって世界が作られているんだよ。」



 
 本当に取り留めのない会話です。
 ここをご覧の方の中にも、話をしたことがある内容かもしれません。
 
 

 こういった自然と起こる現象というものは、
 当たり前だと捉えられ、素通りされがちですが、
 

 当たり前だからこそ大事であり、きちん教えたいと私は思うのです。
 

 大人にとっては当たり前で、理解していて、いつもの風景であっても、
 子供にとってはまだまだ新鮮なことであったり、理解していないことも多く、
 そこから吸収できることができることがたくさんあります。

 雨の水は海からやってくるということ、
 蒸発した海の水は小さくなって雲になること
 集まると重たくなって落ちてくるのが雨だということ、
 雨水が生き物を育てること、
 草履やサンダルは雨の日のための靴だったこと、
 水が虹を作ること、
 時に災害ともなること、
 日本では雨が多いが場所によってはまったく降らない場所もあること・・・
 

 こんな風に、雨の話だけでもたくさん子供と話す事ができますよ!
 物知りなお父さん、お母さんかっこいい!と子供が思ってくれれば、
 その感情が子供の力を伸ばす事にも繋がり、
 理科、社会、国語の知識の土台にもなります。
 もう少し学年が上がれば雨量で問題を作ったり、
 さらに発展した理科、社会の内容にも繋げていけるでしょう。

 お父さん、お母さん、保護者の方の何気なく無意識な言葉でも、
 子供の成長するきっかけを作るものなのです。
 ぜひぜひ色んな話をしてあげてください!


 

 おまけですが、子供がなんで?なんで?と頻繁に質問するようになると、
 お父さんお母さん、保護者の皆さんも困る事がありますよね。

 そんな時は興味ありそうな分野の本をこっそりと用意して、
 「これで調べてごらん?」
 と言ってみると手間が省け、子供が自ら学ぶ姿勢も育って
 一石二鳥かと思いますー!

 
 それでは今日はこのへんで!
 皆さんおやすみなさい!



 宣伝
 このブログでは「こんな時どんな話したらいい!?」といった質問もお受けしています。
 こういう場だとどうしても抽象的な内容になってしまうので。
 参考の一つになればと思いますので、気軽にどうぞ!
 なお、ご質問の場合にはお子様の年齢と性別もよろしくお願いいたします!


 
 スポンサード リンク
 





人気ブログランキングへ


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

子供と話をしよう。低学年向け① [低学年への話]

 
 こんばんは、トリです!
 今日は子供が日本地図のパズルを完成させました!
 今までできなかったものがひとつできるようになるって嬉しいですよねー。
 褒めてつかわしました。

 
 さて勉強をする、またはヤル気を出させるための土台固めとして、
 子供と話をすることを推奨していますが・・・
 何を話せと?
 と思いますよね。
 それに普段からたくさん会話しているご家庭もたくさんあると思います。
 


 私は小学校3年生~4年生くらいまでのお子さんとの話であれば、
 正直なんでもいいと思っています。
 投げやりではなくちゃんと理由があって、
 他人と話をすることそのものが脳を刺激するからです。
 言語を通して新しい知識の吸収、語彙量の増加、思考に働きかけられます。
 なので、日常生活で気になったことや見つけたものについてたくさんお話してあげてください!

 学力向上を大きく期待するのであれば、知的好奇心を多く刺激されるものがいいですね。
 その子供が興味があることを中心に、
 それだけにならないように幅広く、といった所でしょうか。
 あと子供は大人から見るとくだらないことが本当に大好きですので、
 くだらない話だと楽しんで聞いてくれると思います。
 



 というわけで、今日は子供に好評なくだらない話をひとつ。
 
 
 「この間メガネ屋さんに行ったら、すごいしっかりした店員さんがいたんだ。
 すごく丁寧な店員さんで、良いメガネを選んでくれたんだけど・・・
 鼻毛が一本びょんって飛び出てたんだ。」

 「なんで鼻毛って生えるんだろうね」


 ここだけ見ると授業中にこんな話してて申し訳ないとすら思えますが・・・
 実は子供と一緒にこの会話の答えを探していくだけでも、
 理科的な知識と会話による国語の知識が成長していきます。
 子供が出してくる答えが合っていても合っていなくても、
 鼻毛について考えることで思考力にも繋がりますね。
 
 ちなみに鼻毛の役割は、
 主に大気中に存在するホコリから体内を守ることです。

 この会話を通して他の毛の話や、
 人間の目には見えないものが大気中にたくさん存在すること、
 外的から体をまもるために毛が生えるのだということ、
 鼻毛は剛毛という強い毛だから、歳をとるほど強くなるとか、
 店員さんの鼻毛は何センチだったでしょう、など算数的な話まで。
 保護者の方も楽しみながらお話をすると、子供が物知りさんになると思いますよ!


 それでは今日はこのへんで!
 次回は高学年向けのお話①にいこうと思います!


 宣伝
 このブログでは「こんな時どんな話したらいい!?」といった質問もお受けしています。
 こういう場だとどうしても抽象的な内容になってしまうので。
 参考の一つになればと思いますので、気軽にどうぞ!
 なお、ご質問の場合にはお子様の年齢と性別もよろしくお願いいたします!


 
 スポンサード リンク
 





人気ブログランキングへ


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児
低学年への話 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。