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台風と地理 [理科]

 こんばんは、トリです。
 先日また中学生が殺害される事件がありましたね・・・
 本当に残念で心苦しいです。
 こんな事件が繰り返されないよう願うばかりです。

 このような事件があるとよく考えるのですが・・・
 加害者はなぜ残忍なことができるのか、
 いつになったらこういった事件が無くなるのかということです。
 
 元々を辿れば、加害者は自分を上手に主張できなかったり、
 成長過程において倫理観が育っていなかったり、
 自分の目標を達成する手段を見出せていなかったり、
 感情をコントロールする力が欠落しているのでしょう。

 幼少期の教育に問題があった、と考えるのが妥当です。
 今回の事件も本当に残念なことですが・・・
 私もいち教育に携わるものとして、子供が自分自身や周りを幸せにできるように、
 強く育てていこうと改めて思います。

 今回殺害されてしまった子供たちが、来世で幸せになれることを祈るばかりです。





 さて、台風が接近してますねー。
 こちらの被害も甚大なようで・・・被害が大きい地域にお住まいの方はお気をつけください。
 
 時に日本を縦断する台風と、しない台風がありますね。
 これは風向きの問題もありますが・・・
 ずいぶん前の記事でお話した、
 雨の降るしくみからも説明することができます。

 この時期はクイズ形式で台風と雨の基本的な知識を教えていましたので、
 簡単にご紹介しますね。



 雨雲は雨を降らさない雲よりも水分が多いので、
 低いところを飛んでいますね。
 そのため標高の高い山などにぶつかると水分が雨となって地表に降り注ぎます。

 雨雲は水分の塊のようなものなので、
 水分を落としてしまえば力を失います。これは台風も同様です。
 大半の台風は九州、中国、四国地方の山地に阻まれ、
 日本列島を縦断することなく、なでるように進路を変えるのはこのためです。
 
 山地に阻まれ、それでもなお雨を落としきらないということは
 相当に勢力の強い台風だと言うことができますね。

 

 子供たちも普段の天気予報を見て、
 台風の進路をなんとなく覚えている子は少なくありません。
 そういった潜在的な知識を利用して、「へぇ」と思わせることは
 子供にとってとても良い教育になります。

 いい機会なので、ぜひ雨や台風のことについて知っている事を
 話してあげてくださいね!



 それでは今日はこのへんで。
 みなさんおやすみなさい!



 
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花火と炎色反応 [理科]

 こんばんは、トリです。
 甥がだんだん喋るようになってきました。
 はっきりわかる言葉といえば片手で数えられるくらいのものですが、
 わからない言葉でも微妙に音が違ったり、
 短かったり長かったりして、違う言葉を言うようになっているからすごいですねー。
 
 きっとこれから覚えなくてもいい言葉まで覚えていくんでしょうね。
 それもまた楽しみです。





 さて、今日は外で花火の音が聞こえていますので、
 花火と炎色反応について、理科的なお話をしてみましょう!
 
 これからの季節、お祭り等が増えて花火を見る機会も多くなるのではないでしょうか。
 大人子供問わず、わりとみんな花火は好きですよね。
 逆に不思議と花火が嫌いだっていう人は
 ほとんど見かけませんよね・・・なぜなのか少し気になります。
 花火が嫌いだという人がいらっしゃったらぜひ理由を聞いてみたいです。
 
 

 子供たちは小学校高学年になると火を使った実験も行うようになっていきます。
 料理の手伝い等をしている子供は特に気づきやすいかと思いますが、
 日常的に見る炎は青色か、
 燃焼のための酸素が足りていない赤の色になりますね。

 しかし花火は青や赤に限らず、最近は特に様々な色で夜空を彩ってくれます。
 本来の火の色を知っている子供に
 なんで炎なのにあの色になるんだろうね、
 と聞いてみるとまた、考えるきっかけとなるでしょう。

 そんな炎の色の招待は、
 みなさんも中学生の理科の授業で習った炎色反応によるものです。
 子供に聞かれた時にいくつか例を挙げられるようにしてみましょう!

 赤色 炭酸ストロンチウム、硫酸ストロンチウム
 黄色 シュウ酸ナトリウム
 橙色 炭酸カルシウム、硫酸カルシウム
 緑色 硝酸バリウム、硫酸バリウム
 青色 酸化銅、硫酸銅、花緑青(はなろくしょう)
 白色 アルミニウム
 金色 チタン合金

 なお、最近ではこれらに加えてマグネシウムを加えることで
 それぞれの色を明るくし、ピンクや紫、水色等も作れるようです。
 私は基本的な色以外は実験した事がないんですけどね・・・

 ちなみにこれはあくまで花火に使われるものですので、
 実際には炭化、酸化、硫化しなくても銅やナトリウムだけで
 炎色反応を起こすものもありますよ。
 
 家庭用の花火でも大体はこのあたりが使われているので、
 花火を楽しみつつも、子供が「へー」と思う機会が増えたらよいですね。



 ここまで説明しておいて何ですが、子供の火遊びは怖いです。
 知識を吸収するということはそれだけ世界が広がることでもありますが、
 時に危険に出会うことにも繋がります。

 私が小学生の頃、友達がライターと虫除けスプレーで
 即席の火炎放射器を作っていたのを見たこともあるので、
 話すタイミングはその子供に応じてくれぐれも注意してくださいね。

 どんな道具であれ知識であれ、
 使い方をしっかり教えることも大事なことです。
 花火は綺麗なものだけれど、下手したら火事を起こすこともあるんだよ、
 としっかり伝えてあげてくださいね。



 それでは今日はこのへんで。
 これからお祭りに行かれる方はぜひ楽しんできてください!
 みなさんおやすみなさい。



 
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理科の基礎知識 [理科]


 こんばんは、トリです。
 今日は子供と一緒に今流行の妖怪ウォッチの絵を書きました。
 まだまだ根強く人気が続きそうですねー。
 子供と話を合わせるために作業をしながらチラっと見ていたりします。
 全部を見る時間はなかなかありませんが・・・・
 そこは子供に教えてもらって、得意げになってもらいましょう。
 
 
 





 さて、最近ずーっと勉強面以外のお話をしておりましたので、
 今日は理科の話でもしてみようかなと思います。



 そもそも理科という科目はどういう科目なのか?
 そう聞かれて答えられる子供はほぼいません。
 大人でも漢字に詳しい人でなければなかなか説明がしづらいかと思います。
 

 理科の「理」の字は「ことわり」と読むことができ、
 物の道筋などの意味を持ちます。
 子供たちに伝えるために簡単にすると、理科は
 「りんごを持って離したら落ちていったり、雨が降ったりするのはなぜか、
 そういった世界のきまりと答えを見つけていく科目」
 です。

 世界のきまりと答えを見つける科目だからこそ、
 生き物の勉強をしたり、電気の勉強をしたり、光や音、水、空気、
 色んなことに触れていくのだ、と伝えてあげると頭のいい子は喜ぶと思います。



 さて、そんな理科の科目でももちろん、できるようにするためには
 興味関心を育てることです。
 どの科目でもそうなんですけどね・・・・

 しかし理科は生活に直結した科目なので、比較的興味関心を育てやすい科目です。
 

 雨の日にはなぜ雨が降るのか
 晴れた日には空が青く見えるのはなぜか
 テレビがコンセントを刺したらつくのはなぜか
 水を冷やすと氷になるのはなぜか
 なぜエアコンは底冷えをするのか
 鳥はどうやって空を飛ぶのか
 踏切の色が黄色と黒なのはなぜか

 こういった普段の生活の中で、小さい頃から自然や生物と触れ合い、
 疑問に持たせてあげることが何よりも理科の基礎を育てます。
 できるなら幼い頃から、散歩をした時にでもいいので、
 子供が話したことを疑問に思わせてあげたり、疑問を一緒に考えてあげるのが一番です。
 

 
 とはいえここをご覧の皆さんも、子供の疑問に片っ端から答えていくのはしんどいですよね。
 忙しいときとかは特に面倒になったりもしますし・・・

 なので、すべて答える必要はないと思います。
 一緒に「なんでだろうねぇ~?」と悩んで、あえてそのままにして
 「学校で習ったら私にも教えてね」と言って復習させてみるのもまた面白いですよ。



 あとは自分で調べられるように本をそっと差し出してみたり、
 でんじろう先生の番組を流してみたり、
 ピタゴラスイッチを見たり、
 休みの日には科学館とかに行ってみても子供は喜んで興味を育ててくれると思います。

 小さな頃から自然に興味を持ち、その科目の入り口の知識だけでも抑えておいてあげると、
 子供にとっては基礎知識として学習に取り込みやすい状態ができていきます。
 ぜひ子供が話をしたことに、「なんでだろうねぇ?」と声をかけてみてくださいね。

 ちなみに、上記の疑問は子供と話をしようのコーナーで書いていこうと思います!
 まだ書いていないものもありますが・・・
 左側の目次を参考にしてくださいませ。



 それでは今日はこのへんで、皆様おやすみなさい!



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