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中学生の主張⑧ [中学生の主張]

 こんばんは、トリです。
 最近雨がすごいですね・・・台風が来たのかと思ってしまいました。
 
 台風と言えば日本の南の方で3つも発生しましたね。
 7月の台風は太平洋高気圧の周りを回って、太平洋から東シナ海、日本海上空と
 日本本土には上陸せず、大回りをしていくことが多いですが・・・
 台風同士が隣接すると進路が不規則になりますので、
 少し動向には注意をした方がいいかもしれませんねー。
 



 
 さて、今日は久々に「中学生の主張」です。

 始めましての方にご紹介しますと、
 私が塾講師時代に書かせた作文の一部を抜粋、要約して
 みなさんに中学生のリアルな声と、
 それに対するいち塾講師の返答をお伝えしよう、というコーナーです。

 テーマは「大人について」または「親について」です。

 読んでみて、時には生意気だと思うことがあるかもしれません。
 けれど中学生という、少なからず大人よりも狭い世界で、
 どんなことを考えていたのかを思い出すきっかけになれば・・・と思います。

 それではいってみましょう!



 「大人について」

 大人はひどいと思う。
 なぜかというと、大人だって子供のころは何かしらの悪い事をしてきたくせに、
 子供が悪いことをすると怒るからだ。
 僕は大人の自分を棚に上げる所が間違っていると感じるし、
 怒らずに伝えてほしいと思う。

 以下コメント
 いま君が大人から怒られることがあるように、大人も子供の頃、
 たくさん怒られてきたのだと思います。
 そして子供が悪いことをした時に怒るのもまた、
 大人の役目だと感じている大人もいるでしょう。
 それを酷いことだと思うなら、君が大人になった時に
 むやみやたらに怒るのではなく、なぜダメなのかを優しく伝えられる
 大人になってあげてください。



 いかがだったでしょうか。
 今日は少しやんちゃな男の子からの率直な意見でした。

 私が見ていた限り、この子は身体的にも頭脳的にもかなり能力が高かったですが、
 勉強に関しては不真面目だったので、あまりできなかった子です。
 だからこそ、大人がどういう行動をしているかがよく見えるだろうなと感じていました。

 ちょうど反抗期の時期だった事もあり、
 大人に対して反感が多く、まだまだ見えてないこともたくさんあるようですが・・・
 みなさんの中にも、同じように考えていた方もいるのではないでしょうか。

 
 
 私も少し前に再認識しましたが、
 やはり成人して、社会人、親としての年月を重ねれば重ねるほど、
 子供の時の気持ちというのは忘れがちです。
 
 そして実の子であるからこそ、普段はなかなか率直な意見は聞けないので・・・
 こういった場で子供の意見に触れて、
 子供と少し歩み寄っていただけたら、とても嬉しいです。

 なお、女の子の意見や、性格が違うタイプの子の作文も
 過去の中学生の主張のコーナーで紹介させていただいているので、
 興味のある方はぜひご覧ください。



 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!



 
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中学生の主張⑦ [中学生の主張]

 
 こんばんは、トリです。
甥が歩けるようになりました!
この間まで伝い歩きしかできなかったのに・・・
子供の成長は本当に早くてびっくりしますよね。
とても元気な子なのでこれからが大変そうです!





それでは今日の「中学生の主張」をご紹介です。
何百人という子供を見ていると、みんなそれぞれ違いがあります。
そんな中でも、中学生という時期は葛藤を抱えイライラしやすい時期なのですが・・・
今日の男の子はなかなか珍しいパターンですね。




「親について」
僕は親を尊敬したい。
父は毎日仕事に行って、家族のために一生懸命働いて、
母は家族のために家事と仕事を毎日こなしているからです。
たまに何かを言われてむかついたり、喧嘩したりするけど、
大人になって後悔しないように、
将来自分の親よりもすごい親になれるように
今のうちから親を見習っておきたいです。



以下コメント
親を尊敬するということは、中学生にはなかなか難しいことだったりします。
それができるのは君がとても素直な子で、
良いお父さんお母さんに育てられたのだと思います。
これからも大事にしてね。



この子と親御さんを見させて頂いていると、
他の家庭より親子の会話が多くあるなぁ、と感じます。
過度に親子間で依存している様子も見られませんでしたし、
男として向上したいという意思もこの子からは見受けられました。

親が中学生になった子供から会話を引き出すのはなかなか難しいことです。
子供の成長と変化に親御さんが上手に対応されたのでしょうね。

男の子は10歳になったら接し方を変えろ、と言われているくらいです。
また、知り合いの有名大学出身者は小学校の時はすごい厳しくて、
中学生になったらぱったりと何も言われなくなったという話を聞きました。

それまで保護者の皆さんが行ってきたことを、
子供に任せ、考えさせ、判断させ、時には失敗させてまた考えさせる。
その過程の中で子供の表情を見逃さずに
話を聞いたりアドバイスができるといいのかな、と思った作文でした。



それでは今日はこの辺で、
皆さんおやすみなさい!


 
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中学生の主張⑥ [中学生の主張]

 こんばんは、トリです。
 今日は職場の飲み会がありました。
 はっきり言って皆さんなかなか変わった方が多いんですけど、
 夜遅くにに点滅信号を急いで渡ったりするあたり、
 なかなかストイックで素敵だなぁ、と思いました。

 私も見習わなくては!





 さて、今日は久々に中学生の主張です。
 初めての方のためにお話をしておくと、
 塾講師時代に子供たちに書かせた作文を一部抜粋で発表するコーナーとなっています。
 「大人について」「親について」思うことを、子供たちが赤裸々に書いてくれています。

 今の中高生がどんなことを考えているのか、
 読んでいる皆さんが中高生だったころはどんな風に考えていたか、
 そんなことを考えるきっかけとなると思いますよ。

 批判的な内容が多いですが、それはまぁ反抗期の可愛らしさだと思ってあげてください。
 それでは今日の作文です。



 「大人について」
 僕は大人が大嫌いです。
 なぜならいつもえらそうにしているし、すぐ起こる人が多いからです。
 自分が一番偉いわけでもないのに命令してくるし、
 失敗してしまっただけなのにどなったりする大人が本当に嫌いです。
 あと人の夢を否定する人も嫌いですが、
 大人の中にも人のために何かをしてくれる人がたくさんいるので、
 全ての大人が嫌いと言うわけではありません。


 
 以下私からのコメント
 確かに怒鳴ったり、自分のやる事を頭ごなしに否定されるのは嫌ですね。
 そういった人が嫌なら、ぜひ大人になった時に
 人のために何かをしてあげられる大人になってください。
 優しいあなたならきっと素敵な大人になれるよ。




 大人が嫌い、という子供はかなり多いですよね。
 中学生という時期は脳がかなり大人に近づく時期ですので、
 大人が何をしているのか、ある程度わかるようになるころなのです。
 

 そしてまだ世界を知らない部分も多くあるので、
 たくさんのモヤモヤを抱えてしまうのでしょうね。
 

 けれど、子供からみて大人にも悪いところがあるのは事実だと思います。
 ただただ年齢を重ねたからといっても、
 常に自分の人柄ややっていることは見つめなおし続けなければいけないな、
 と思った作文でした。



 それでは今日はこのへんで、皆様おやすみなさい!
 


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中学生の主張⑤ [中学生の主張]

 こんばんは、トリです。
 今しがた書いていた記事がなぜか消えました・・・がっかりです。
 大学のころ書いたレポートを保存せずに閉じてしまった事を思い出しました。
 
 



 さて、今日の中学生の主張をご紹介です。
 昨日は重たい話でしたので、今日は明るい話にしてみました。
 甘えん坊の女の子からです。




 「親について」
 私は生きていく中で、親はとても大きな存在だと思います。
 理由は2つあり、1つ目は心の支えになってくれるということです。
 学校で嫌な事があるとアドバイスをくれたり、励ましてくれたりします。
 すると私は気持ちを切り替えることができ、元気になれます。
 2つめは自分のことをわかってくれることです。
 友達と喧嘩をしても、先生に怒られても、私のことをわかってくれます。
 私にとって親は大きい存在なので、これからも大切にしたいと思います。


 以下コメント
 どんな人でも、自分のことを理解しようとしてくれる人が側にいるのは
 とても嬉しいものです。
 あなたはとても良いご両親に育てられたようですね。
 これからもお父さんお母さんを大切にしてあげてください。





 今時なかなか珍しい女の子ですよね。
 こんな風に思われたら、
 お父さんお母さんも娘さんが可愛くて仕方がないのではないでしょうか。
 正直なところ、この子はご家族が暖かすぎて心配になったりもしますが・・・
 この子は確かに、家の中で充足感を感じ、幸せだと思っています。

 教育は育てる側の意図や目標によって大きく変化します。
 どこに重点を置くかによっても、育てられた子供が、
 「何に対して幸せを感じるか」がかなり変わってくるのです。
 

 では「どこに重点を置くか」と言われたとき、
 私は子供が幸せだと思えるのならば、「どこに重点を置いても良い」と考えます。
 

 まぁ先生として見ていて、心配になる所は多少あれど、
 その子が幸せだと感じているのなら、それも1つの正解なのだろうと、
 そんな風に思った作文でした。
 


 私も普段から子供と接している中で、
 子供に「私と接していて良かった」と、そう思ってもらえるような教育を目指したいものです。
 そう思ってもらえたら、もっと子供との生活が楽しくなると思うので!


 明日はまたちょっと余談を挟んでみようと思いますー。
 それでは今日はこのへんで!






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中学生の主張④ [中学生の主張]

 
 こんばんは、トリです。
 たくさんの方のブログを見させていただいていると、
 皆さん読みやすいように色々工夫されていてすごいなぁ・・・と感じます。
 それに比べて文字だけで、フォントの大きさすら変えないこの簡素なブログと言ったら。
 読んでいただいている皆様、本当にありがとうございます。
 なるべく読みやすい文章にできるよう、心がけていきますね。


 
 


 さて、今日の中学生の主張④ですが、
 やや重たい話になります。
 たくさんの子供を見ていると、こういった話にも遭遇する事があります。
 



 「親について」
 私の親は、優しい時もあるけど、時々イラッとくることがあります。
 「手を出してはいけない」と怒られた事があるのに、
 一方的に親から蹴ったり、殴られたりすることがありました。
 また、親がイライラしている時に怒られてしまうと、いじめられたりするからです。


 以下コメント
 どんな理由であれ、理不尽な暴力は不幸を生むので、良くない事ですね。
 あなたが大人になった時、子供のことを理解してあげられる
 優しい親になってください。
 そして、困った時はいつでも相談してください。




 出会った時からやや内向的な子だなとは思っていました。
 この作文を読んで、外傷は確認できなかった事、その後大きな波がなく、
 塾にいる間は笑顔も見れたのでとりあえず安心はしましたが・・・ 
 今も少し心配ではあります。

 コメントに書いたように、暴力とは不幸を生むものだと私は考えています。
 人間には共感性があり、負の感情が伝染することで悪循環に陥るからです。
 正直、そのご家庭は悪循環に陥りかけているのではないかと思います。
 



 子供がその人生を明るく楽しく、生きていてよかったと思えるためには、
 明るい循環を作る必要があると私は考えます。
 まず子供と接する自分が人生を楽しみ、笑顔で子供と接することで、
 子供が今と将来を楽しめるようにすることが、何よりも大切なことなのではないか。
 そんなことを考えられる作文でした。


 とりあえず私は、
 これから録画した「マツコ、有吉の怒り新党」でも見て、
 盛大に笑ってから明日のお仕事に望みたいと思います!
 バラエティの力って素晴らしいです。
 
 ここをご覧の皆様も、上手に休み時間を作って自分が楽しめることをしてくださいね。
 そのうち育児におけるお休み時間の作り方とかもご紹介しようと思います。


 それでは皆さん、今日はこのへんで!
 おやすみなさい!
 




 
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中学生の主張③ [中学生の主張]

 こんばんは、トリです。
 今日子供を見ていたら、お尻を出して喜んでいる子がいました・・・
 今から色々心配です。
 
 とりあえず構うと助長するのは確実なので、笑顔で注意して、
 過敏に反応しないようにしています・・・




 さて、今日の中学生の主張にいってみましょう。
 先にお話しておきますが、中学生に書かせた「大人について」の作文は、
 6割がたが批判の内容です。ご覚悟くださいませ。
 ちなみに私も中学校の頃は大人に対していい感情を持っていなかったと記憶しています。

 それでは今日は、努力家の女の子からです。



 「大人について思うこと」
 私は大人が嫌いです。なぜかというと、自分勝手で口うるさい人ばかりだからです。
 はっきり言って、大人は子供のことを理解していないと思います。
 理解していないのに注意されるともっと不愉快です。
 大人は理解しているつもりかもしれませんが、
 子供のことを理解できていないと私は感じるし、信用もされていないと思います。
 だからまずは大人は自分の意見から言うのではなく、子供の意見を聞いて、
 それから子供が伸びるような発言をした方がいいと思います。
 子供のことももっと理解してほしいです。


 以下コメント
 あなたは色々考えていますね!
 大人は子供が心配なので、どうしても口うるさくなりがちですが・・・
 これくらいの年齢になると、本当にもう口を出さず、
 アドバイスだけで大丈夫だなぁ、と思います。
 先生も気をつけますね。




 ぱっとこの文を読んだら、
 生意気な子だなぁと思うかもしれません。
 
 けれど私がこの作文を読んで、一番に感じたのは、
 赤裸々に話をしてくれて嬉しいなぁ、ということです。
 本当にすべての大人の事を嫌いで、理解してもらうことを諦めていたら、
 こんな風に作文として書いてくれなかったのでは、と思ったのです。
 



 話は変わりますが、
 実際は大人は子供のことをどれくらい理解できているのでしょうか。
 私はこの作文に共感を覚える所が大いにあります。

 私が子供のころとくらべたら、今の子供たちは学んでいる内容も改変されていて、
 子供の人数が減っていること、平等を重んじるなど教育のされ方も違う。
 遊んできたおもちゃが違えば、早くから携帯を持って情報社会に触れる子もいる。
 いじめや嫌がらせの内容だって変わってきているでしょう。

 似たような経験はしたことがあるかもしれなくても、
 話を聞かなければ同じものかは理解できない。
 話を聞いたところで、似て非なるものかもしれない。
 そして、新しい世界を知る事で、知っていた事も忘れているかもしれない。

 こうやって赤裸々な話を聞けた事で、
 改めて自分は目の前の1人の人間を、どれだけ知っていて、どうしたら伸ばせるのか。
 そんなことを考えさせられました。
 
 本当に、子供と接しているとハッと気づかされる事が多いです。

 

 それでは今日はこのへんにしておきます!
 また明日お会いしましょう。





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中学生の主張② [中学生の主張]

こんにちは、トリです。
高校生の従兄弟の相手をしていたので、
少し遅れての更新です。

従兄弟のライブ観戦の付き添いをしたんですが、
公演時間が想像以上に長くてなっかなか合流できず・・・
都会慣れしていない子なので本当にヒヤヒヤしました。
つい怒りそうになりましたが、その子に非はないのでグッと我慢・・・でした。




では今日の「中学生の主張」に行ってみましょう!
今日は男の子からです。




「親について」
僕の親はとにかく韓流が大好きで、最初は冬のソナタから始まり、
今では数え切れないほどのドラマを見ています。
家の中で韓国語が流れていても違和感がないです。
またドラマでは物足りないのか、バラエティまで見るようになりました。
棚の中にはお気に入りの韓国俳優でいっぱいです。
家に金がない、という前にそういう所を減らした方がいいのではないかと思います。


以下コメント
お母さんの様子がよくわかりました。
多分君のお母さんにとって、韓国の俳優さんは
「生きていくのに必要なもの」なんだと思いますよ。
生きていくためには多少の抜きどころは必要です。
抜きどころばっかりになっても困るけど、君にも人生を楽しめるものがあるといいね!



今日のお母さんと子供はとても微笑ましいですねー。
思春期らしい所はありますが、とても素直で明るい中学生の作文です。
お母様もだいぶ人生を楽しまれているご様子で、
保護者の方に遊びがあると、子供も人生を楽しめるようになるのかなと思いました。

大人が毎日無表情で淡々と過ごしていくのではなく、
明るく楽しんで毎日を生きていく後ろ姿を見せてあげたいものです。
きっとそこから、大人っていいなっていう憧れが生まれると思うので。


それでは短いですが、今日はこのへんで!
また明日お会いしましょう!






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中学生の主張① [中学生の主張]

 こんばんは、トリです。
 今日は寒かったですね・・・明日の朝は路面凍結が心配です。
 お出かけになる方はお気をつけて・・・・



 
 さて、ずーっと同じような話でつまらないな、と思ってきましたので、
 今日からしばらく「中学生の主張」というテーマで記事を書いてみようと思います。
 


 今更ですが、私は塾講師をしている時に国語、社会をメインに
 理科、小学校算数、英語を教えてきました。
 そんな中で中学生に作文の書き方を教える授業があるんです。


 もちろん、テキストに決められたテーマがあったんですけど・・・・
 つまらん
 と思ってしまいまして。 
 そもそも作文に苦手意識の高い状態で、
 中学生に興味のなさそうな文章を書かせたらそれこそ苦手になると思い、
 とにかく苦手ながらも楽しんで書けるテーマから作文を書かせることにしました。

 「ドラえもんについて思うこと」とか、
 「友達について紹介する」とか、
 「テストについて」とか、
 「この塾について」とか、
 

 本当にくだらない内容からスタートしました。
 本部からは怒られそうですが、直属の上司からは許可がおりていましたし、
 もちろん、作文授業の終盤には入試を見据えた作文も書かせています。
 結果として、テストで誰一人として作文を捨てる子がいなくなったので、
 まぁ学習としては成功だったのではないでしょうか。
 



 そんな中で面白いなぁと感じたのが、

 「大人について」 と 「親について」

 をテーマに書かせた作文です。
 今日から、その作文の一部抜粋と、私が返したコメントをご紹介していこうと思います。
 それでは、男の子の率直な意見から。



 「大人について」
 大人は面倒くさい、都合がいいと僕は思う。
 子供が大人びた事をすると、まだ子供でしょ、と言い、
 幼稚な事をすると、もう大人なんだから、と言う。
 どっちだよ!と思わないだろうか。
 僕は、もう少し年にとらわれず、行動を見ていただきたい。
 けれど、自分たちが大人になって、子供たちから自分たちを見ると、
 どっちだよ!と思いたくなるだろうと感じる。

 
 以下コメント
 読んでいてついつい笑ってしまいました。
 中学生は子供で大人な時期なので、親としてもどっちに見たらいいのか、
 よくわからないのかもしれませんね。
 君が大人になった時は、どっちだよ、と思わせないよう一貫性を持って
 子供と接してあげると良いと思います。


 

 いかがだったでしょうか。
 
 私はこの文章を読んで、笑ってしまいました。
 そして、自分はどっちだよ、と言われるようなことをしていないかな?と思いました。
 

 子供には、狭い世界で生きているからこそ、
 大人が見落としがちなことをよく見つける事ができます。
 そういった子供の視点に、大人の視点を持ったまま合わせようとしてあげることで、
 何かを伝えてあげたいなと思った、そんな作文です。
  


 これからしばらく中学生の作文をご紹介していきます。
 反抗期で生意気盛りな子供の文章ですから、
 時におかしく思ったり、イラっとしたりするかもしれません。
 けれど、こんな風に考えているんだなと、知ってもらえたらと思います。


 それでは今日はこのへんで、おやすみなさい!




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