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ステップ作りと声かけ [教育]

 こんばんは、トリです。
 最近ずいぶん涼しくなってきましたねー、ご飯がおいしい!
 私は夏場でもほとんど食欲が落ちることはないんですが、
 この季節は一層食べ物が魅力的に感じます。
 秋にしか食べられないものが多いからですかねぇ・・・

 単に食い意地が張ってるだけかもしれませんが!





 さて、今日のテーマは「ステップ作りと声かけ」です!
 子供の教育において大事なことはたくさんありますが、
 今日は物事の教え方について重要な「ステップ」と「声かけ」について書いていきますね。

 子供をお育てになった方は重々承知かと思いますが・・・・
 子供に何かをやらせようとすることってとても難しいですよね。
 まず年齢が幼ければ幼いほど、気分が乗らなければやらないし、
 それなりの年齢になっていても、本人がやりたくないことを説得するのは困難です。
 
 なんとかして初めてみても、簡単すぎれば飽きるし、
 難しすぎたら投げ出してしまうこともしばしば・・・
 最初から負けず嫌い、なんて子はそうそういません。
 
 好きな習い事であれ、嫌いな学習であれ、継続的に物事を教わるには、
 教える側がその子供にとって頑張ればできる、というステップを作り続けるか、
 上手な声かけが必要なんです。



 例えば、
 「子供に1人で買い物をさせたい」ということを目的としておいてみましょう。
 これは算数で言うと、最低でも足し、引き算を習得させるということです。
 買い物の内容によっては大きな桁の計算もしなければなりませんが、
 それをいきなり子供にやらせようとすると・・・・お察しの通りです。
 
 投げ出されてしまっては大変ですので、
 子供も気持ちよく学べるように最終目標からステップを作ると、こんな感じになりますね。
 
 大きな桁の引き算を習得するために・・・
 繰り上がりのある引き算の計算、
 桁の小さい引き算、
 引き算の概念の理解、
 桁の大きな足し算の習得、
 繰り上がりのある足し算の計算、
 桁の小さい足し算
 足し算の概念の理解、 
 
 さらに砕くと、
 二桁以上の数の理解、
 一桁の数の理解

 ミスなく足し算、引き算を習得してもらうには、
 これらのステップを下からこなしていく必要がありますね。

 こういったステップの作り方は、学習以外の内容でも同じです。
 料理を作るためにも、
 まずは手を洗い、野菜を洗い、
 調理用具の使い方を学び、包丁の使い方を覚え、
 火加減や味の作り方を知る必要があります。

 やらせてみて自分で考えさせて習得させていく、という考え方もあります。
 私もよくやるのですが、
 大人が見ていて到底答えにたどり着きそうにないな、と感じたら
 適切なステップを作ってみると、子供がスムーズに学習することもありますよ。


 
 またステップを作る際には、特別な意図がなければ
 「どれくらいの難易度なのか」を伝えてあげると良いです。

 「案外簡単かもしれないからやってみよう」とか、
 「これができたらすごい。できなくてもいいから、挑んでみよう」
 などの声かけを私はよくしますが・・・

 難易度に応じた声かけは子供の意欲を促し、
 適切な判断力と、自信をつけさせることもできますので、
 子供の刺激となるような声かけができるといいですね!

  

 それでは今日はこのへんで、
 皆さんおやすみなさい!



 
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ミケシマ

トリさんおはようございます。
ステップ、大事なことですよね。1段ずつしっかりと登って行かないと後々大変なことに…
いま塾で教えている小5男子がすっごく国語が苦手で。
わたしの教え方が下手なせいもあるのでしょうが長文問題ではほとんど読まずに適当に回答します。
設問の意味すらわかっていないことも多々あります。
間違えたところを解説しようとすると大きなため息をつき「お前嫌い」オーラをガンガン発射してきます。
未熟なわたしはそんな態度を取られるとやはりイラッとしてしまうこともしばしば…
いま塾の授業で使っているテキストが彼には少しレベルが高いように思うのですが
『このテキストでやってください』と上から言われているのでペーペーのわたしがどこまで口出ししてよいものかと悩んでおります…
子どもに好かれたいと思っている訳ではありませんが嫌いな先生から学びたいと思いませんよね。
今後彼をどのように指導していったらいいのか…
授業が面白くなるよう工夫するしかないですよね。
すみません、愚痴になってしまいました 笑
by ミケシマ (2015-09-27 07:54) 

トリ

ミケシマさんこんばんは!
授業が面白くなるのはもちろん良いことですが、
まずはその子のことをわかってあげたらどうでしょうか?
私だったら、「お前嫌い」のオーラを出された時に、
「文章題嫌いだよねぇ」と共感してから話を聞きますかね・・・

難しい文章をやらせるのも先生の力量ではあるのですが、
それこそミケシマさんが言うように、
きちんとステップを踏んであげないと入り口にも立てないのではないでしょうか。
このままの状態だと成長は期待できないように感じるのであれば、
彼の現状をきちんと上に伝えて、小さいステップから始められるようにするのが一番だと思いますよ。

ミケシマさんみたいに子供の事を一生懸命考えている方からの愚痴はおおいに歓迎ですので、何かあったらまた教えてくださいね~!

by トリ (2015-09-29 23:31) 

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