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集団授業と個人授業 [教育]

 こんばんは、トリです。
 今日は盛大に家の掃除をしました。
 換気しながら掃除すると汗だくになりますよね・・・
 早く涼しくならないかなぁ。





 さて、今日は前回お話していた「集団授業と個人授業」についてです。
 主に塾や家庭教師選びにおいて役に立つ話になりますね。

 私がいた塾では初めに実力を測るため、入塾テストなるものを行っていたんですが、
 その結果を見て、そのお子さんに合った学習スタイルについて説明する時にも
 似たようなお話をしていました。
 
 塾のホームページに書いてあるような、長所のみの内容ではつまらないので、
 今日は短所や、ちょっとした裏話もご紹介しちゃいますね。
 
 

 まずは集団、個人の長所や短所を簡単にご説明します。


 集団授業では、子供が友達と参加したり、友達を作ることができるため、
 活気があることが多いです。
 子供同士の競争や、「1人ではない」という心理を利用したり、
 大体クラスに1人はいるムードメーカーの子を中心に
 学習の意欲を盛り上げたりすることが可能になります。
 社会性も獲得することができるでしょう。
 
 授業の内容は予め年間で組まれており、
 カリキュラムが終わるように授業が展開されているので、
 入試などのゴールに向けて学習をする場合は適切です。


 反面、友達づきあいの苦手な子や、できないことに反骨精神を持てない子には
 難しい空間であるとも言えます。
 たまにアルバイトの講師もおり、
 先生が大勢の子供に主導権を握られてしまうことがあります。
 そうなってしまった場合は授業内容が終わらないことも・・・
 もちろん、社員の教室長がそのあたりは見ていると思いますが。
 
 授業も子供が内容に合わせなければいけないため、子供が取り残されてしまうのでは・・・
 と心配するお母様はよく見かけますね。
 実際に、幅広く、入試などに向けた知識は一通り学ぶことができる代わりに、
 単元ごとにぽろぽろとミスがあることもしばしばです。
 

 
 個人授業、もしくは少人数授業では、
 周りに影響されず、落ち着いて学習できます。
 どこができていないのかが把握しやすいため、子供をよく見てもらえます。
 1人の人間との信頼関係があることで、子供に安定感を持たせることもできますね。
 
 その子の性格に応じて意欲を持ち上げることもでき、学習の仕方も確立させられます。
 カリキュラムもその子に合わせて作ることができるので、
 学習する内容をしっかり定着させやすいです。
 1つ1つの物事をしっかり教えていくことを目標とするなら個人ですね。
 

 反面、受け持った先生によって意欲が長続きしない可能性があります。
 個人授業では指導方法や、子供と先生の関係性によって伸び悩むことも多いです。
 アルバイトの講師が集団よりも多いため、途中で担当が変わることもあるので
 そのあたりも注意が必要ですね。
 
 学習内容をしっかり見ることができる反面、入試などの時間的制限がある場合は
 入試の範囲が終わらないということも・・・
 試験内容を網羅しようとしたら、基礎だけになることもあるでしょう。
 カリキュラムの組み方はよく見てくださいね。

 

 ざっとこんな感じですが、見ての通り、どちらが良い、悪いということはありません。
 集団と個人では得られるものが多少異なるので、
 目標によって使い分けるのが良いと思います。

 さて、ここで一番大事なポイントですが・・・
 結局のところ

 マンパワーです!!

 その先生の人柄、知識、指導方法がかなり大きく影響します。
 集団授業の場合は、その集団の交友関係まで含めて、
 まとめあげ引っ張る力があるかどうか、
 個人授業の場合は、その子供と強い信頼関係を作り上げ、
 細かいところまで見る力があるかどうか。
 それによって子供の伸びしろはかなり変わってくるでしょう。
 
 集団授業の先生で、集団をまとめながら、
 かつ子供と強い信頼関係を作ったり、細かい所まで見ることができる先生もいます。
 個人授業の先生の場合は子供と指導方法をぴったり合わせ、
 入試の内容を飛び越えて学習することもできるでしょう。

 集団授業でも、個人授業でもその先生の力量によって、
 その授業そのものが活かされるかどうかが変わってきますので、
 自分の子供に合っているかどうか、
 子供自身が、この先生から教わりたいと思えるかどうかを何よりも大事にしてくださいね。


 
 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!


 
 
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