これは良い甘え？悪い甘え？

　こんばんは、トリです。
　今日は帰りに「銀の匙」13巻を買ってきました！漫画です！
　
　私はわりと漫画も読むんですが・・・
　この漫画はぜひ子供にも読んでもらいたい内容なんです。
　農業高校に通う主人公の成長の話に加えて、
　食べ物の大切さや、生き物の命について、農家の過酷さにも触れていて、
　色々考えさせられつつも、笑いがあるものになっています。
　
　大人が読んでも子供が読んでも面白い漫画かと思いますので、
　興味があればせひどうぞ！
　この漫画勉強になりそう、と思うものがありましたらまた紹介しますね。
　




　さて、皆さんは「甘える」という言葉にどういう印象をお持ちでしょうか。
　人によっては悪い印象もある言葉のようですが、
　私は適度に人に甘えられることはすごく良い事だと思っています。
　
　まず自分で物事に挑む姿勢も大事ですが、
　人に甘えられず、すべて1人で解決しようとする子は
　逆に社会性が欠落する恐れがあり、仲間や友達がうまく作れなくなったり、
　ストレスを溜め込んだりする恐れがあると心配してしまいます。

　というわけで、今日は子供の甘え方についてお話していきます。


　
　子供は色んな形で甘えてきますね。
　気を許した相手にだからこそ出てくるのが「甘え」ですが、
　皆さんの身近な子供はどんな甘え方をしてきますか？
　
　スーパーに行った時、「あれ買って」とおねだりしてきますか？
　それとも、作ったお弁当に対して文句を言ったりするでしょうか。　

　2つめの甘え方は、あまりいい印象を持てませんが・・・
　どちらにしても「この人なら大丈夫だろう」という親愛の情があるものなので、
　甘えが出るということは、
　子供やその相手としっかり関係が作れているということでもあります。
　
　そんな甘え方には、良い甘え方と悪い甘え方があると私は考えています。
　自分がやりたいことや、欲しいものがある時に、
　それを素直に表現できる甘え方と、
　裏返して表現してしまう甘え方です。

　

　どんな年齢でも、自分が言いたいことが上手に言えず、
　甘えを裏返して表現してしまう子供はたくさんいます。

　先日、こんなことがあったのですが・・・

　学校行事で疲れていた子供がおりました。
　遊びたかったようなので土手には行ったのですが、
　他の子供の兼ね合いもあり、
　自分がやりたい遊びがあまりできずにふてくされてしまいました。
　そこまでなら可愛いものだったんですが、
　他の子と話をしている時に砂をかけてくれました。

　これはあまり良い甘え方とは言えませんね。
　怒りはしませんでしたが、
　「これは嫌だよ」とはっきり伝え、
　後からその行為は他人から嫌われる恐れがあることと、
　言いたいことがある時は言っていいんだよと話をしました。

　こういった甘え方に対しては
　その日のうちにしっかり対処した方が良いと私は考えています。
　先ほども言った通り、甘えを出してくれたことに関しては、
　私に対しての信頼の証だと思うので良いことですが・・・
　いざその子供が友達と接する時や、好意のある子供と接するときに
　同じような行動から入ってしまったら、
　その子は決して幸せにはなれないですからね。

　皆さんの近くにいるお子さんも、同じような表現をした時には
　こういう風に伝えるといいよと、教えてあげましょう。
　そうすると少しずつですが、子供が自分の伝えたいことを
　上手に伝える事ができるようになっていきます。
　上手に伝えてくれた時に褒めてあげるとなお良しですよ。
　
　
　
　良い甘え方は子供が自分の欲しいものを手に入れる手段となり、
　やがて子供に笑顔を与えます。
　
　もちろん、良い甘え方を習得するまでには
　時間はかかりますし、紆余曲折もあります。
　中高生になって余裕のない時には、
　まったく上手に伝えられない時もあるでしょう。
　けれど、子供の中に上手に伝える手法が眠ってさえいれば、
　大変な時期を越えたあとに、報われる瞬間がやってきます。

　上手に自分がしたいことを伝えて、
　子供も、その周りの人間も笑顔になれたらいいですね。
　私の周りの子供にもしっかり伝えていきたいと思います。



　それでは今日はこの辺で。
　皆さんおやすみなさい！　


　
　


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