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大人と子供の考え方の違い [余談]


 こんばんは、トリです。
 ホンマでっかTV見ながら記事を書いています。
 今日は「ダメ父親診断」という内容なんですけど・・・なかなか面白いです。
 途中からしか見ていないので全部が全部、とは言えないですが、
 見ていた内容はほぼ共感できるものでした。

 子供をどういう子にしたいかによって教育はかなり変わるので、
 一概に正しい、とは言えないですが・・・
 子供の自主性に重きを置くのであれば、
 口論のできる環境を作ったり、
 お小遣いを多めに与えて自分で管理させ、
 大人は物を買い与えたりしない方が効果的ですよ。
 




 さて、今日は「大人と子供の考え方の違い」ということについてです。
 親と子供がよくケンカをしたり、
 想いがすれ違ったりすることはよくあることかと思います。
 近しい関係でなくとも、年齢が開くと違う考え方をすることもありますね。
 
 もちろん育った場所の違いや、地域の文化、環境の変化によって
 考え方なんて違いますし、変わっていくのが当たり前なんですけど・・・
 
 大人が忘れてしまった感覚というか、
 すれ違いの元となるものはどこから来るんだろう、と考える機会があったので、
 頭の中で整理したことをご紹介です。
  
 

 大人と子供の一番の違いは、
 何よりも大事な、守らなければならない物が有るか無いか、
 という点ではないかと思いました。

 大人には積み重ねてきたものがありますね。
 結婚相手、子供、仕事、社会的信用、友人など・・・
 多分それは人生において何よりも大事なものだと思います。
 そして何よりも大事だからこそ、大人は守ることに重きを置く。
 こういった考え方は、無意識に保守的な一面を育てていきます。

 自分が一番守りたいものがしっかり見定められており、
 そこに第一の優先順位を置くために迷いが無くなります。
 人生経験から自分ができることとできないことを理解しているので、
 優先順位の低いものは重きを置かない・・・
 冷たく言えば、切り捨てることにも慣れています。


 それに対し、子供は大人ほど大切な物がまだ無いことがほとんどですよね。
 中高生くらいになってくると、自分が何よりも大事に思える場を作ろうとしたり、
 大事に思える人を作ろうと右往左往します。
 できることとできないこと、世界に何があるかもまだわかっておらず、
 自分にとって何が大事かもはっきりしていない。
 大人になったら優先順位が低くなりそうなものを抱え、
 とりあえず興味のある物には手を出してみたりもしますね。


 大人にもこういった時期はあったはずですが、
 子供が中高生になる頃には、
 大事な物を得て10年から20年は経過しているでしょう。
 感覚が保守的になっているのは当然と言えます。
 
 大人から見て、力量不足の子供ができそうにない事をフラフラしながらやろうとし、
 大事でもなさそうなものにも興味本位で手を出す。
 バイタリティもあるので諦めを知らず、そして時には怪我もする。
 そんな姿を見ていたら心配になるし、
 時に無駄な遠回りだとも思えてしまうかもしれない・・・

 

 きっと子供と大人の意見の食い違いって、こういう所から来るんだろうなぁ、
 と知り合いの高校生と話をしていて思いました。
 
 もちろん、あくまで要因の1つなので、
 他にも色々な理由があるのでしょう。
 ただ、子供に関わる仕事をしている以上、
 子供の時にどういう感覚だったか、
 そして今の子供たちはどんな感覚で生きて、何を考えているのかを
 できる限り思いやって接していきたいなと思っています。

 無駄だと思うような行動も、子供にとっては必要なんですよね。
 みなさんは、どんな回り道をされてきましたか?



 それでは今日はこのへんで。
 おやすみなさい!



 
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