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良い怒り方、悪い怒り方③ [怒り方、叱り方]

 こんばんは、トリです。
 なんとうちの犬が明太子パスタを食べました。
 犬は雑食でなんでも食べると言いますが、
 まさか明太子パスタとは・・・と思った瞬間です。
 塩分が気になるので少しだけですが。





 さて、今日は良い怒り方、悪い怒り方の続編を書いてみようと思います。
 

 良い怒り方、悪い怒り方①では前置きを踏んでおくことを、
 良い怒り方、悪い怒り方②では後手に回った時の先手の打ち方を書きました。
 今回は少しステップアップした怒り方を紹介です。

 怒る、ということは本来感情ありきのものなので、
 その感情に一時停止をかけなければならない今日の内容は
 慣れるまで少し難しいかもしれません。



 子供があまりにも周りや自分を省みない時は、
 どうしてもイラっとしてしまいますよね。
 
 例えば遊ぶだけ遊んで片付けをしなかったり、
 テレビに釘付けになって動かなかったり、
 酷い場合は食べ終わった弁当箱を出さないで放って置いたり・・・
 

 その中で、これはどうでしょうか。
 ・買い物に行った時、エレベーターで遊ぶ
 ・電車のつり革にぶら下がる
 ・ささいな事で兄弟喧嘩をする
 どれも繰り返されたらイラッとくる内容だと思うのですが、
 こんな時、皆さんはどのように子供に伝えますか?



 怒り方は人それぞれだと思いますが、私が注意をしているのは
 何のために怒るのかを考え、
 「子供を主体にして怒ること」です。

 先ほどの内容でつい言ってしまいがちなのが、
 「恥ずかしいからやめなさい!」
 かと思うのですが、
 「あなたの印象が悪くなるからやめなさい」と伝えるようにしています。

 前者の怒り方は主体が子供にあるのか、大人にあるのかがよくわかりません。
 捉え方によっては、「怒っている親が」恥ずかしいから怒っている、と
 その子供ではなく体裁を気にしているようにも感じられます。
 
 それが悪いことではないのですが、
 子供が自分の事を心配されている、と感じられる方が入りやすいです。

 子供同士で喧嘩をしたりする時も、
 「喧嘩をすることであなたが楽しくない状態になったよね?」
 とその子供に利がないことを伝えてあげるといいと思います。

 


 慣れるまでなかなか大変ではある方法なのですが、
 繰り返し怒って疲れてしまうよりも後々が楽ですので
 良ければ試してみてくださいね!



 それでは今日はこの辺で!
 皆さんおやすみなさい!



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良い怒り方、悪い怒り方② [怒り方、叱り方]

 こんばんは、トリです!
 今日は姪を預かったんですが、すごいママっ子で泣かれてしまいました。
 幼稚園や保育園に初めて預ける時も大変なことになると想定されます・・・。
 親離れも子離れもなかなか難しいものですね。



 
 さて、今日は「良い怒り方、悪い怒り方②」に行こうと思います。
 前回の記事「良い怒り方、悪い怒り方①」では、
 怒る前に前置きを踏んでおく、
 ことをご紹介しました。


 私は教育において「先手を打つ」ことをかなり重要視しています。
 起こりそうな事象に対して下準備をしておけば、スムーズに問題が解決できるからです。
 
 特に教育や対人関係においては、後手に回れば回るほど収集がつけづらいですよね。
 そういった事態を回避するため、
 これまで子供に話をしてきた内容の中には、
 学習の下地となる興味や関心、人間性の育成の他に、
 「先手を打つ」という役割も含ませています。
 実は保護者の方々も無意識にやっていることも多いんですけどね。
 

 ですが先手の打ち所を見定めるには、経験か予備知識がないとかなり難しいです。
 とくに長男、長女に対しては保護者の方もどう接していいかわからない時がありませんか?
 いずれ先手を打つポイントについてもお話していきたいですが、
 今日はまず、

 「後手に回ってしまったときの良い怒り方」です。

 
 子供の言動がちょっと気になる・・・けど今まで何も伝えた事がない(先手を打ったことがない)
 と思った時にご活用いただきたいのが、

 
 「仏の顔も三度まで」作戦です。

 何のことはありません、1回目は理由を添えてやさしく注意し、
 「3回注意されるまでにやめてね」
 と先手を打ちましょう。
 子供が4回同じ行動を繰り返したら、容赦せず怒ってあげてください。
 後手に回ったとしてもワンクッションを置くことで、子供も吸収しやすくなります。
 ちなみに極端に酷い行動の時には3回の前置きを踏む必要はないですよ。
 


 言うのは簡単ですが、
 3回まで大目に見なければいけない、という忍耐力が必要なこの作戦。
 ちょっとしたコツがありまして・・・
 「言っても直らないなら痛い目を見て学びなさい」
 と子供に対して思うことです。



 痛みを伴わない経験はなかなか身につきづらいものです。
 逆に、痛みを伴わずに教訓を身に着けることができたら、もうその子は天性の持ち主でしょう。
 最近では子供が怪我をしないように、と
 過剰に痛みを避ける教育方針が一部では存在するようですが、
 私は正直、痛みがわからず、他人に無意識に痛みを与えてしまうのではと、
 疑問を覚えることが多々あります。
 あ、もちろん怪我をして欲しいわけではないので、悪しからず。

 私たちが痛い目を見て学んできたように、
 大人の目が届くうちに、たくさん見て、動いて、考えて、時に痛い目を見て経験を積んで、
 少しずつ大きくなっていってくれればいいと、私は思いますよ。
 そしてできるなら怪我や痛い目を見て欲しくないから、
 そうならないよう先手を打ってあげましょう。



 というわけで、良い怒り方、悪い怒り方②でした!
 次回はちょっと刺激的なシリーズに参ります。
 それではみなさん、おやすみなさい!





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良い怒り方、悪い怒り方① [怒り方、叱り方]

 
 こんばんは、トリです。
 今日は子供の誕生日会をしました。
 言葉はまだろくに理解できていなくても、
 自分が祝われているという空気は敏感に理解しているのか、
 祝われている子はずーっとニコニコして甘えてきてました。
 どの子を見ていてもそうですが、自分が愛されているという実感を持っている子は、
 明るくて元気だなぁ、と感じます。
 



 さて今日はタイトル通り、トリ流「良い怒り方、悪い怒り方」の紹介です。
 この話も子供だけでなく部下や後輩にも応用ができますよ。

 

 だらだらした自分の子供、
 ぎりぎりまで宿題をやらない子供、
 暴言を吐いてくる子供、
 弁当箱をいつまでも出さない子供・・・
 そんな子供たちに対してつい怒鳴ってしまい、

 あぁ、やってしまった・・・

 と思う保護者の方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
 しかし、それが悪い事だとは私は思いません。
 悪い事は悪いときちんと教えなければならないですし、
 愛や情があるから自分の子供に対して怒るのですから。

 それに、そういった自然な感情を無理に抑えつけてしまったら、
 今度はお父さん、お母さん、保護者の方が潰れてしまいます。
 子供が酷い状態であると思ったなら、怒ってもいいのですよ。



 ただ、子供に怒っても、その内容が子供に伝わっていなければ、
 子供も大人もくたびれれるだけの「悪い怒り方」になってしまいます。
 
 実は私も塾講師をしていた最初の頃は何度も悪い怒り方をしておりまして・・・
 意味がない、と気づいてから方向性を変えた過去があります。
 

 できるなら怒らないのが一番理想の状態だと思い、試行錯誤して・・・
 「効果のある良い怒り方」をしよう、と思い、
 自分がダメだと思う事を整理し、前置きを作る事にしたのです。
 

 私の場合、
 「生命の危険に関わる事」と
 「自分を幸せにできるかできないか」
 が褒めるか怒るかのラインになりますので、
 それを何事もない時に定期的に伝えておくのです。

 
 「私はあなたに幸せになってほしい。
 だから、自分の身体や命を粗末にしたら怒り、大事にしたら褒める。
 自分を不幸にする行動をしたら怒り、幸せにする行動をしたら褒めるよ」と。


 
 もちろん年齢が下がれば下がるほど伝えるのには時間がかかりますが、
 予め怒るときの理由を前置きしておくだけで、
 はるかに子供が叱られた時の受け入れ方が変わってきます。
 怒られても納得してくれ、それを繰り返しているうちに、
 「今の行動はどうだった?」と聞くだけで反省ができるようになり、
 ずいぶん素直に伸びるようになったと感じています。


 この手法は教育現場だけでなく家庭でも応用に成功しているので、
 ぜひ試してみてはいかがでしょうか!


 
 それでは今日はこの辺で!
 次回はこの話の続きに参りたいと思います!




 
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