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国語、文法の基礎① [国語]


 こんばんは、トリです。
 今日子供と会話していて、子供の言語理解力が増えてきたなぁと感じました。
 もちろん関係性が構築されてきたということもありますが、
 それでも相手の言葉を理解して、
 自分なりに考えて、人と接しようとする様子がとても嬉しく思います。

 理解力が低いからと教えることをためらうのではなく、
 いっぱいいっぱいになりながらも沢山の事を学んで強くなってほしいです。





 さて、今日も国語から、「国語、文法の基礎」についてお話をしていきます。

 現在小学校では飛び飛び、内容もバラバラで文法を学んでおり、
 子供からすれば文法を習っているという自覚はほぼありません。
 中学生になってから本格的に学ぶとき、
 そこで初めて「文法」という言葉に触れます。

 このような形態となっているのは、
 潜在的に日本語がどういうものかを感覚的に学ばせ、
 頭が発達してきてから、改めて「あーこういうものだったのか」と
 理解させる目的があるようです。
 小さな頃から文法を学ばせるには、さすがに難易度が高すぎるものもありますからね。
 
 しかし内容によっては、小学校中学年くらいで理解できるものもたくさんあります。
 早い段階から国語の力を育てていくことは、
 国語を使った問題すべての理解に結びついていくので、
 積極的に学習していくことをオススメしますよ。


 
 そんな国語についての理解を深めていくためには、
 第一に語彙力です。
 
 ちなみに私が授業時間を割いてでも子供に話をしていたのはこのためです。
 このブログを書き始めたころの記事
 「子供と話をしよう、低学年向け①」でもお話しましたが、
 会話をすることで新しい言葉を覚え、
 相手が何を言おうとしているのかを理解することが国語力を育てます。
 言葉を自分に落とし込み、適切に返すことは国語の問題を解くことと同義だと思います。

 絵本でも、ゲームのことでも、友達や学校のことでも、
 テレビやニュースのことでも、とにかく子供の興味のあることから、
 会話のキャッチボールを試みていくと良いでしょう。



 それに加え、会話の中でまず子供に潜在的に教えて行きたいのは、
 指示語(こそあど言葉)です。

 皆さんも小中学校で習っているものですが、
 大人になって忘れていることもありますし、
 子供に教えるときのためにさらっとおさらいしてみます。

 こそあど言葉は、

 ここ、これ、この、こちら
 あそこ、あれ、あの、あちら
 そこ、それ、その、そちら
 どこ、どれ、どの、どちら
 
 などの言葉のことですね。
 何かの名前を表す言葉の変わりに使われ、
 対象を指し示すため「指示語」のことですが、
 これらの指示語は、1文字目と2文字め以降の組み合わせで役割が変わります。
 
 1文字目が「こ」がつくものは自分の近くに、
 「あ」がつくものは自分から遠くに、
 「そ」がつくものは相手の近くに
 「ど」がつくものは選択肢があることを表します。

 また、2文字目以降が「こ」の場合は場所を、
 「れ」の場合は物を
 「の」の場合は人物または物を、
 「ちら」などは狭い選択肢や場所、方向などを表しています。

 1文字目と2文字目を組み合わせた結果、
 「これ」は「近くの物」、
 「あそこ」は「遠くの場所」、
 「そちら」は「相手の方向、場所」を表す言葉になるわけですね。



 これらの指示語は文章題を解く時のヒントとして使われます。
 中学校の国語までは指示語がきちんと理解できていれば、
 内容があまり理解できていなくても点数をとることも不可能ではないです。

 日常の会話の中で語彙力を増やし、
 適切な指示語を身につけさせてあげてください!
 まずはそれが、国語力の土台になっていきますから。



 それでは今日はこのへんで。
 皆さんおやすみなさい!


 
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