子供に勉強してもらうには・・・① [教育]
こんばんは、トリです。
皆さんこんな話を知っていますか？
海沿いに住んでいたいたサルが、
サツマイモを海水につけると美味しくなることに気がつきました。
そのサルは毎日のようにサツマイモを海水につけて食べるようになります。
そんなある日、災害の関係で海から少し離れた場所に住むことになりました。
だいたい海からサルの足で15分くらいといった所でしょうか。
サルは15分かけてサツマイモに海水をつけに行くのかと思いきや、
何もつけずに砂だけ払って、そのまま食べるようになったのです。
何かの本で読んだ内容なんですが、実話だそうです。
さて、今日はよそのブログにお邪魔してたんですが・・・
宿題をやらないことについての記事をお見かけしたので、
私もちょっと触れてみようかなと思いました。
上記のお話は、そのための布石です。
子供が宿題をやらずにダラダラしている様子を見かけると、
「勉強しろ！！」って言いたくなりますよねー。
私もよく言われてきましたし、よく言いました。
最近はちょっと手法を変えているので怒らなくなりましたが・・・
基本的に、子供にとって宿題はやりたくないものです。
大人で言うなら仕事ですが、できるなら残業なんてしたくないし、
持ち帰りの仕事なんてもってのほかですよね。
さてここで最初の話に戻りますが、
サルには「サボりたい、やらなくていいならやりたくない」といった
めんどくさがる性質があるようです。
哺乳類全般にも同じようなことが言えるそうで、
面倒なことを避けたがるのは人間だけではないようですよ。
ちなみに私も相当な面倒くさがりです。
そんな子供、ないし人間に宿題をやらせるにはどうするか。
私は人間の、「他の哺乳類とは違うところ」を活用することにしています。
大きく分けて、二つですね。
1つは、「枠にはめる」という手段です。
これは幼少期であればあるほど効果を発揮します。
人間は個々ではそれほど強くなく、集団でこそ力を発揮する生き物です。
そのせいか極端に他の人間と違うことを恐れ、
また、他の人間と同じことを普通だと考えます。
日本人は特に「他と同じ」ことを大事にするので、うまく利用してしまいましょう。
さっくり言うと、「勉強することを普通」という考えを育ててしまうのです。
小学校に入った段階、もしくはそれより前から、
大人と一緒に少しずつ机に向かう習慣をつけておくのがベストですね。
小学校高学年以上になってしまうと、
身近すぎる大人と学習習慣をつくるのは難しいので・・・
学校のクラスが「宿題をやってくるのが当たり前」な環境になっていなければ、
その時は塾かなにかを活用するのがいいと思います。
周りに勉強する子達がいると、多少はやるようになるものですよ。
ちなみに、大人自身が勉強をする、というのも実は効果的です。
子供は親の背中を見て育つというのは、いつも変わらないようですので・・・
お時間があれば挑戦してみるのもどうでしょうか。
ただ、この「枠にはめる」という手法は
前に「洗脳と教育は紙一重」という記事でお話したように、
子供の可能性を産むものでもあり、潰すものでもあります。
幼少期から実践していく場合は、小学校高学年くらいになるころに
「なぜ勉強をするのか」ということについて話をし、
半強制状態から自走状態へ持っていかなければならないと思ってください。
現に、昔途中まで教えていた生徒で、
小学校の頃までは親に言われてしっかり勉強していて、成績優秀だった子が、
中学生になっても勉強を強制されたせいか、まったく勉強をしなくなったと聞きました。
とても頭のいい子なので、
「なぜ勉強するのか」という気持ちと、大人に反発したい気持ちが
重なって混乱したのだと思います。
リスクはもちろんあるのですが、
それでも幼少期から学習習慣がついている子は、
学習習慣がない子に比べてはるかに勉強ができます。
勉強でもスポーツでも、何かが「できる」という意識は
子供に自信と、笑顔を与えるので、その子供の成長にも良い影響を与えます。
大人になったら生きていくために嫌でも働かなければなりません。
そういった時のために、
子供には子供のころにたくさん遊んでいてもらいたい、と思うのも良し、
しっかり力をつけるために学習習慣を身につけておくのも良しでしょう。
ちなみに私は、たくさん遊んでたくさん勉強してもらいたいなと思っています。
宿題をやってほしいのであれば、
まずは環境をコントロールしてみてはどうでしょうか。
ちょっと長くなってきましたので、
2つ目の「目標設定」については明日に続こうと思いますー。
それでは今日はこのへんで。
皆様おやすみなさい！
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皆さんこんな話を知っていますか？
海沿いに住んでいたいたサルが、
サツマイモを海水につけると美味しくなることに気がつきました。
そのサルは毎日のようにサツマイモを海水につけて食べるようになります。
そんなある日、災害の関係で海から少し離れた場所に住むことになりました。
だいたい海からサルの足で15分くらいといった所でしょうか。
サルは15分かけてサツマイモに海水をつけに行くのかと思いきや、
何もつけずに砂だけ払って、そのまま食べるようになったのです。
何かの本で読んだ内容なんですが、実話だそうです。
さて、今日はよそのブログにお邪魔してたんですが・・・
宿題をやらないことについての記事をお見かけしたので、
私もちょっと触れてみようかなと思いました。
上記のお話は、そのための布石です。
子供が宿題をやらずにダラダラしている様子を見かけると、
「勉強しろ！！」って言いたくなりますよねー。
私もよく言われてきましたし、よく言いました。
最近はちょっと手法を変えているので怒らなくなりましたが・・・
基本的に、子供にとって宿題はやりたくないものです。
大人で言うなら仕事ですが、できるなら残業なんてしたくないし、
持ち帰りの仕事なんてもってのほかですよね。
さてここで最初の話に戻りますが、
サルには「サボりたい、やらなくていいならやりたくない」といった
めんどくさがる性質があるようです。
哺乳類全般にも同じようなことが言えるそうで、
面倒なことを避けたがるのは人間だけではないようですよ。
ちなみに私も相当な面倒くさがりです。
そんな子供、ないし人間に宿題をやらせるにはどうするか。
私は人間の、「他の哺乳類とは違うところ」を活用することにしています。
大きく分けて、二つですね。
1つは、「枠にはめる」という手段です。
これは幼少期であればあるほど効果を発揮します。
人間は個々ではそれほど強くなく、集団でこそ力を発揮する生き物です。
そのせいか極端に他の人間と違うことを恐れ、
また、他の人間と同じことを普通だと考えます。
日本人は特に「他と同じ」ことを大事にするので、うまく利用してしまいましょう。
さっくり言うと、「勉強することを普通」という考えを育ててしまうのです。
小学校に入った段階、もしくはそれより前から、
大人と一緒に少しずつ机に向かう習慣をつけておくのがベストですね。
小学校高学年以上になってしまうと、
身近すぎる大人と学習習慣をつくるのは難しいので・・・
学校のクラスが「宿題をやってくるのが当たり前」な環境になっていなければ、
その時は塾かなにかを活用するのがいいと思います。
周りに勉強する子達がいると、多少はやるようになるものですよ。
ちなみに、大人自身が勉強をする、というのも実は効果的です。
子供は親の背中を見て育つというのは、いつも変わらないようですので・・・
お時間があれば挑戦してみるのもどうでしょうか。
ただ、この「枠にはめる」という手法は
前に「洗脳と教育は紙一重」という記事でお話したように、
子供の可能性を産むものでもあり、潰すものでもあります。
幼少期から実践していく場合は、小学校高学年くらいになるころに
「なぜ勉強をするのか」ということについて話をし、
半強制状態から自走状態へ持っていかなければならないと思ってください。
現に、昔途中まで教えていた生徒で、
小学校の頃までは親に言われてしっかり勉強していて、成績優秀だった子が、
中学生になっても勉強を強制されたせいか、まったく勉強をしなくなったと聞きました。
とても頭のいい子なので、
「なぜ勉強するのか」という気持ちと、大人に反発したい気持ちが
重なって混乱したのだと思います。
リスクはもちろんあるのですが、
それでも幼少期から学習習慣がついている子は、
学習習慣がない子に比べてはるかに勉強ができます。
勉強でもスポーツでも、何かが「できる」という意識は
子供に自信と、笑顔を与えるので、その子供の成長にも良い影響を与えます。
大人になったら生きていくために嫌でも働かなければなりません。
そういった時のために、
子供には子供のころにたくさん遊んでいてもらいたい、と思うのも良し、
しっかり力をつけるために学習習慣を身につけておくのも良しでしょう。
ちなみに私は、たくさん遊んでたくさん勉強してもらいたいなと思っています。
宿題をやってほしいのであれば、
まずは環境をコントロールしてみてはどうでしょうか。
ちょっと長くなってきましたので、
2つ目の「目標設定」については明日に続こうと思いますー。
それでは今日はこのへんで。
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